みなさまこんにちは。あっという間に今年も残り半月ですね!
年末年始は家族や親族が集まる時期。コロナもまだ心配ですが、年末年始に家族内でパーティという方もいらっしゃるかもしれませんね。今回は、そんなときにスムーズなおもてなしができる工夫をしませんか?というお話です。
スムーズなおもてなしに一役買うのが「おもてなしステーション」
家でゲストをお迎えするときはスマートにしたいもの。料理やお酒、デザートを出すときなど、自然におもてなしができるのは憧れです。
それには「動線」を考えるのが大切です。使いたいものが使う場所のそばに収まっていると、無駄な動きがなくなり、ストレスなく過ごすことができます。
おもてなしのときに使うアイテムを使う場所のそばにまとめておけると効率よくアクセスできて便利です。
私がやっている整理収納の仕事、Tidyupではこういった一緒に使うものをひとまとめにする収納を「ステーション」と呼んでいます。おもてなしに関するものをひとまとめにするので、今回つくるのは「おもてなしステーション」です。
我が家の「おもてなしステーション」を公開!
こちらは我が家のダイニングテーブル横につくってあるおもてなしステーションです。
チェストの中に、おもてなしに必要なものがほぼそろっています。
チェストの上段は来客中に開けることを想定し、グラス、カトラリー、コースターやナプキンを収納。
下段は主に準備のときに必要なもので、ライナーやクロス、また子どものおやつが入っています。
ステーションをつくるときの心得とは?
ステーションをつくるときに大切にするのは、そこでどんな動きが行われるかをたくさん想像することです。
おもてなしステーションでしたら、お客様をもてなすときの流れを意識します。 料理が完成し、お客様に出され、食器がキッチンに戻るまでに自分がどんなアクションをし、何を必要とするでしょうか。キッチンの中ではなく、お客様側から見える動きに絞って考えてみます。
【考えられる動き】
- 料理やお酒を出す
- 取り皿を出す
- グラスを出す
- ナプキンを補充する
- 空いたグラスやお皿をキッチンに戻す
- デザートを出す etc
【使うアイテムの例】
- プレート
- カトラリー
- サーバー
- ナプキン
- お酒
- バーグッズ
- おつまみやスナック
- グラス
- ティーカップ etc
これらのものはお客様から近い方がよいです。なぜならゲストが必要なときにさっと準備することができますし、中座する時間を減らせます。
また、忙しくなってくると誰かに手伝ってもらうということも。そんなときにおもてなしステーションを開けたら、お客様も感動するのではないでしょうか。
年末年始は、ホストもゲストもみんな一緒にホームパーティを楽しむ余裕ができるといいですね。年末年始のおもてなしの舞台裏づくり、参考になりましたら幸いです。
写真・文/片岡牧子