週末、主人と一緒に買い物に行ったときのこと。
インテリアショップに行き、そこでやっていた「日本の道具展」で出合った蒸籠に主人が一目惚れしました。
バイヤーさんから直々に作り手さんのことや、大量に蒸した食材が格別に美味しくなること、高さがあるので蒸籠が汚れにくいこと、お手入れは何も入れずに素蒸しするだけで汚れが落ちることなど、商品のこだわりや使い方を聞き、完全にロックオン。
主人は道具から入るタイプなのと、最近焼売にハマっている(食べる専門)ということもあり、これで「自分で焼売を作って蒸す!」と意気込み、いつの間にやら購入していました。
彼の買い物は「自分の暮らしがより楽しくなるかどうか」。私のようにしまえるか、ほかで代用できるかなんてまったく頭になく、その潔さが羨ましいと思うこともあります(笑)。
今回、じつは蒸籠を2段分買ったのですが、1段は受注生産とのことで、ひとまず1段とフタだけ。それでもかなり大きな包みを抱えて帰路につきました。
我が家には私がアマゾンで買った小振りの蒸籠(写真左)がすでにあるのです。でも作りの違いは一眼でわかりますね。
2つもいらないので、元々あったものは手放すことになりました。
しかし元々の6寸サイズから1.5倍の9寸サイズになり、同じ場所には入らない大きさ。さて、どこにしまいましょう? と、ここからは私の仕事です。
彼がお支払いしている間にひっそり(?)、ある程度は見当をつけていましたが、帰宅してから改めて場所を作っていきます。
現状の蒸籠は、お鍋やフライパンと一緒にコンロ下の引き出しの中に入れていました。測って買いましたからピッタリです
蒸籠は使用頻度から考えると、棚の上に上げてしまいがちなアイテムではあるのですが、使わないと意味がない、そして今回は使う人(いちばん使って欲しい熱量のある人)は私ではないと思いますので、取り出しやすさを特に大事にしました。
大切にしたいこと
・一眼で見えること
・すぐ手に届く場所にあること
・1アクションで取り出せて、ストレスがないこと
そうするとやはり、お鍋などを置いているエリアに蒸籠をおくのがベスト。先ほどのコンロ下の引き出しか、隣のシステム収納の中ということになります。
ただ大きくて引き出しの中ではかなり場所をとってしまうので、引き出しではなく、システム収納側に入れることに。
この検討をする間、ほかの鍋も動かして比較検討をしたのです。集中するといろいろ試してみたくなる私。ストウブの位置を変える?と試しにストウブを縦引き出し側に移動してみたのですが・・・
なんと、中に昨晩の焼きそばが入っていたことをすっかり忘れておりました(笑)。
びっくり(自分に)。
焼きそばは無事回収して食べましたが、この案はイマイチだったのでスキップ。
結果、システム収納の奥にスペースを作りました。
蒸籠が2段になっても十分な高さがあります。
このシステム収納はスペースに余裕があったのでつい、いろいろと置いていましたが、使っていないものも多かったのです。
そちらを手放したり、場所を移すことで解決しました。
結果、スペースも空き、元々あった蒸籠の場所が空いたので、もう1個鍋が買えることになりました。
日本の道具展、次は主人に鍋を売っていただきたい。
今回は収めるだけで終わってしまいましたが、次回以降、果たして主人が蒸籠を活用するのか?も、お伝えできればと思っております。
写真・文/片岡牧子