創刊から15年間Martで取り上げてきた数々のアイテムの中から、主婦の「大定番」として認定する万能調味料6品をご紹介。ラストを飾るのは、久世福商店「食べる、だし醤油」です。初登場は2018年とニューフェイス組ですが、みごとに大定番入り。その実力のほどとは?フードコーディネーター考案の意外な使い方もご覧ください!
2018年初掲載「食べる、だし醤油」
具材がたくさん入った「食べる調味料」もブームに。こちらは国産の大豆と米こうじ、信州のしょうゆ、焼津産のかつお節を使用。風味豊かなしょうゆの香りとやわらかい大豆が相性抜群です。¥580(久世福商店)
ユーザーの小林佳菜さん(埼玉県在住)は「濃いめの和風の味つけでご飯が進みます」と、主に“ご飯のおとも”として愛用中。今回、Martフードコーディネーターはそのしっかりした味つけと深いコクに注目。意外なメニューを提案しました!
和風キッシュ
材料(18cm型)
冷凍パイシート…2枚
カボチャ…100g
バター…10g
スライスベーコン…2枚
長ねぎ…1/2本
しめじ…1/2パック
塩・こしょう…適量
《アパレイユ》
卵…2個
豆乳…150ml
パルメザンチーズ…大さじ2
食べるだし醤油…大さじ1
つくり方
- パイシートは冷凍庫から出して解凍し、麺棒でのばして油(分量外)を塗った型に合わせて敷き詰める。はみ出た部分を切り落とし、フォークでまんべんなく刺し、冷蔵庫に入れておく。
- フライパンを熱してバターを溶かし、1cm幅にカットしたベーコンと斜めにスライスした長ねぎ・ほぐしたしめじを加えてよく炒め、塩・こしょうで味を調えたら火を止めてバットにうつし冷ましておく。
- カボチャは1cm角に切り、耐熱皿に平らになるよう並べてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で2分30秒加熱して冷ましておく。
- ボウルにアパレイユの材料をすべて入れて、よく混ぜておく。
- 冷蔵庫から①を出して②と③をまんべんなく敷き詰め、④を注ぎ入れたら、180℃のオーブンで30〜35分焼く。焼き上がったら竹串を刺して、生地がついてこなければOK。冷めたら型から外して、皿にのせる。
レシピ考案者:Martフードコーディネーター 土肥愛子さん
管理栄養士の資格を持つフードコーディネーター。見た目や彩りだけでなく栄養のバランスがとれたアレンジレシピが得意。7歳、5歳の2人のお子さんのママ。「調味料の使い方を一工夫するだけで、おもてなしにぴったりのメニューも簡単につくれますよ」
撮影/山本雅樹、山下忠之 フードコーディネート/土肥愛子 取材/丹下紋香 構成/Mart編集部
Mart2019年12月号
主婦の「大定番」「新定番」ベストアワード60 Part1 大定番ショップ&アイテムの今も「買い!」の理由 より