子どもが喜ぶゲームは、遊ばせてあげたい半面、「こんなに長い時間やらせていていいの?」など悩みが尽きませんよね。今回は、ゲームに精通しているサイトウ・アキヒロ先生に、子どもとゲームについての悩みにアドバイスしていただきました!
ゲームに取り組める子なら勉強だってできるように
長年テレビゲームの開発に携わり、現在は子どもを夢中にさせる仕組みなど(ゲームニクス理論)を研究している、サイトウ・アキヒロ先生。
「『ゲームばかりに熱中して、宿題を全然しない。子どもの成長にゲームはよくないんじゃないか』と、悩んでいる親御さんは多いですよね。でも、そんなことはありません。良質なゲームには、子どもの心を動かすための仕組みがこれでもかとたくさん詰まっているもの。
勉強や習い事そっちのけでやって当たり前なんです。なので、その姿を否定せずに、お子さんがどんなゲームを好んでいるかをじっくり観察してみましょう。お子さんの得意なものを知るのにゲームが一役買ってくれます。
週末に家族で一緒にゲームをプレーすれば、ともに考え、ともに解決するという喜びを共有できますよ」
教えてくれたのは
サイトウ・アキヒロ先生
亜細亜大学都市創造学部教授。アニメーターとして活躍したのち、任天堂などのゲームディレクションに関わる。人を夢中にさせる方法論を「ゲームニクス理論」として提唱。
デジタルもアナログも、親子で楽しめるゲームがいっぱい!
Mart春号ではこのほかにもサイトウ・アキヒロ先生に子どもとゲームについてのお悩みにお答えいただくほか、おすすめゲームも紹介します。
また、伊勢丹百貨店のアシスタントバイヤー・井上未帆さんおすすめのアナログゲームもご紹介!
ぜひチェックしてみてくださいね!
撮影/中垣美沙 イラスト/たなかまる子 取材・文/高田真莉絵
Mart2024年春号 親子でハマれる知育ゲーム 9選 より