腸内環境は健康や美容と密接に関係すると言われ、整えることで免疫力アップや便秘改善、肥満予防などさまざまなメリットが期待されます。
今回は、免疫力アップにつなげる2ポーズをご紹介します!
腸の働きを活性化させる「うつ伏せお腹のマッサージ」
忙しさやストレスによってぜん動運動が落ちやすい腸を優しく刺激し、消化機能を高めるポーズです。腸内環境を整えることで腸本来の機能を取り戻し、免疫力アップが期待できます。家事や育児、仕事などで忙しいときにもいったん体を休めてリラックスし、腸の働きを活性化させましょう。
【1】うつ伏せになり、顔を左に向けて左肘を曲げて楽なところに置く。
【2】右手をグーにしてお腹の右下に当てる。息を吸ってお腹を膨らませて、息を吐いてお腹の力を抜く。これを5呼吸行う。
【3】右手のグーをお腹の右上に移して、同様に5呼吸行う。
【4】右手のグーを左にずらして、お腹の中央(おへそより上)に当て、同様に5呼吸行う。
【5】右手をお腹の下から外し、右肘を曲げて楽なところに置き、顔を右に向ける。左手をグーにしてお腹の左上に当て、同様に5呼吸行う。
【6】左手のグーをお腹の左下に移して、お腹の左上に当て、同様に5呼吸行う。
【7】左手のグーを右にずらして、お腹の中央(おへそより下)に当て、同様に5呼吸行う。
【POINT】
- 全身の力を抜き、お腹にグーの手を埋めていくようにして力をかけ、マッサージ効果を高める。
- 当てる場所によって痛みを強く感じる場合は、手をパーにして行う。
- 生理中は腹部への刺激を避けるため、ポーズを控える。
優しい刺激を与えて腸内環境を整える「コブラの膝曲げ」
忙しい生活を送る中で硬くなりやすい腹部を伸ばし、腸へ刺激を与えて腸内環境を整えるポーズです。冷たい飲み物などの影響でぜん動運動がにぶくなりがちな腸に刺激を与え、免疫機能を高めます。
【1】うつ伏せになり、脚を腰幅に開き、両肘を曲げて両手を胸の横につく。
【2】息を吸いながら上半身を起こして、胸を床から浮かせる。
【3】息を吐きながら、両膝を曲げてつま先を天井方向に向ける。
【4】肘から先を前に出し床につけて、5呼吸キープする。
【POINT】
- 【2】では、両肩を背中側で寄せて下げ、背中を引き締めて上半身を起こす。
- 呼吸が浅くなるようであれば、【2】でキープしてもOK。
2ポーズ続けて見られる動画はこちら!
5分でできるので、忙しい日でも続けられるのがいいですね!1回の時間が短くても毎日続けていくことが効果的。ぜひ毎日のルーティンとして、5分ヨガを生活の一部に取り入れてみてください!
トップス・ボトムス:SUKALA(
教えてくれたのは
LAVA トップインストラクター
小森 悠(こもり はるか)さん
バレエやダンス・陸上等の経験を活かし、関東を中心に活躍。その丁寧な指導は、“カラダを変えるレッスン”と評され、ファンも多数。2016 年に初代トップインストラクターに就任。妊娠、出産を経て復職後、2022年にママとして再びトップインストラクターに。現在は、ヨガと手技を組み合わせた「セルフタイ古式」など、各地でレッスンを開催するほか、オンラインヨガサービスUCHIYOGA+も担当。
Instagram⇒@haruka.komori_yoga
ホットヨガスタジオLAVA https://yoga-lava.com/
撮影/公文一成(光文社写真室)