心と体の活動モードとリラックスモードを切り替える、自律神経。梅雨時期は、自律神経のバランスを崩しやすく、夜寝つきが悪かったり、体がだるくてやる気が出なかったりしがちです。
2ポーズ続けて行うヨガで副交感神経を優位にし、体の緊張を取ったりリラックスして眠れるように導きます。
リラックスして体を眠りモードに切り替える！「ハッピーベイビーのポーズ」
股関節を緩め、心身の緊張を解くポーズです。副交感神経を優位にし、リラックス状態で眠りにつくことで体のリズムを整えます。
【1】仰向けになって膝を曲げ、両膝を胸に寄せる。
【2】両脚の間から両腕を通し、人差し指と中指で足の親指をつかむ。
【足の親指のつかみ方】
【3】息を吸って、息を吐きながら膝を脇に寄せて、足裏を天井に向ける。5呼吸キープする。
【できる人は】両膝を伸ばす。
【POINT】
- お尻が上がらないように意識し、お尻と背中を床につけたままで膝を伸ばせる範囲で伸ばす。
- 首・肩の力を抜いて頭の後ろを床につけ、ゆっくり呼吸する。
背面の筋肉をストレッチして緊張を解く！「鋤（すき）のポーズ」
背中から腰にかけての背面の筋肉をストレッチし、緊張を解くポーズ。胸を丸めることで息を吐きやすい状態にし、副交感神経を優位にします。
【1】仰向けになり、両脚を天井方向に上げる。腕は身体の両脇に伸ばす。
【2】両脚を手前に引き寄せながら、お尻を上げて両手を腰に添える。
【手の当て方】
【3】両手で腰を支え、肩の真上に腰が来るようにし、両足を頭の先の床につける。5呼吸キープする。足先が床につかない場合は、軽く膝を曲げて足先が床から浮いてもOK。
【POINT】
- 背中側で肘を軽く寄せて床を押し、お尻が高く保てるように両手で腰を支える。
- お尻を持ち上げあとは、首を動かさないように注意する。
- 首が張ったり寝違えている場合など、違和感があるときはこのポーズを取るのは控える。
2ポーズ続けて見られる動画はこちら！
5分でできるので、忙しい日でも続けられるのがいいですね！1回の時間が短くても毎日続けていくことが効果的。ぜひ毎日のルーティンとして、5分ヨガを生活の一部に取り入れてみてください！
トップス・ボトムス：SUKALA（
＼教えてくれたのは／
LAVA トップインストラクター
小森 悠（こもり はるか）さん
バレエやダンス・陸上等の経験を活かし、関東を中心に活躍。その丁寧な指導は、“カラダを変えるレッスン”と評され、ファンも多数。2016 年に初代トップインストラクターに就任。妊娠、出産を経て復職後、2022年にママとして再びトップインストラクターに。現在は、ヨガと手技を組み合わせた「セルフタイ古式」など、各地でレッスンを開催するほか、オンラインヨガサービスUCHIYOGA＋も担当。
Instagram⇒@haruka.komori_yoga
ホットヨガスタジオLAVA https://yoga-lava.com/
撮影／公文一成（光文社写真室）
