すでに、一部商品が発売になっていましたが、4月4日(火)に全16品が出そろったファミリーマートの「謹製 宇治抹茶づくし」。先に発売になった2品とアイスを除く12品を全部食べてみて、これは食べて欲しいという、限りなく個人主観で選んだ3品をご紹介します。
ジャンルを超えて出そろった、まさに抹茶づくし
ファミリーマートでは過去にも抹茶フェアを行っていましたが、今回は450年の歴史を持つ宇治抹茶の老舗「上林春松本店」がすべての商品を監修。スイーツジャンルにとどまらず、パンやアイス、菓子なども登場する充実ぶり。東日本ではすでにフラッペの抹茶と生チョコ餅が発売になっていましたが、今週、新たに14品が加わりました。その中でアイス以外の12品、とにかく抹茶、抹茶、抹茶と、ひとり抹茶祭りを開催!
「じゅわっと抹茶チョコが染みこんだしみチョココーンミニ」
まずは菓子部門から1品をチョイス。今回、菓子売り場に登場した抹茶菓子4種は正直どれも美味しい!そんな中でも一番気に入ったのは「じゅわっと抹茶チョコが染みこんだしみチョココーンミニ」(¥158)。これはクセになる食感と味。口に入れた時の味わいや香りが、もう抹茶。
このサクサク食感と軽さがクセになります。これはもう、止まらないやつです。チョコが染みこんだ生地というのがたまりません。余裕で一袋食べきる自信あります。抹茶の苦みがほぼないので、子どもと一緒に食べるのにもおすすめです。
菓子の中で最後まで迷ったのが「かりんとうに抹茶チョコかけちゃいました」(¥178)。黒糖かりんとうを抹茶チョコで包んだという、ありそうでなかった菓子で、これも絶妙に美味しいんです。かりんとうは熟練の職人が丹念につくったもので、抹茶の風味のチョコとの相性は抜群。黒糖×抹茶チョコは食べ応えがあり、満足度も高いので一気に一袋食べきるという感じではないかなということで、次点にしました。一気に食べることがいいことかどうかは別ですが。
「宇治抹茶メロンパン」
今回唯一のパンが「宇治抹茶メロンパン」(¥158)。抹茶の風味が味わえるパンは世の中、いろいろありますが、香りのよさと味わいのバランスが抜群です。上のビスケット生地に宇治抹茶を加え、ほろ苦い抹茶ペーストと抹茶ホイップをはさんでいます。
層で楽しめるのがポイント。一番したの香ばしい生地、和菓子のような抹茶ペースト、ふんわりした抹茶ホイップ、そしてビスケット生地と、この1つで抹茶づくし。パンというよりもはやスイーツといった仕上がりで、おなかも満たされて満足間違いなしです。
「宇治抹茶のティラミス」
ダントツで美味しいと思ったのが「宇治抹茶のティラミス」(¥320)。京都産宇治抹茶の奥深い風味と北海道マスカルポーネとの相性が抜群。しかも甘すぎないので全体のバランスがよく、重たい印象がありません。
抹茶スポンジとティラミスムースが層になっていて、この組み合わせがいいですね。スポンジ部分は抹茶スポンジに抹茶シロップをしみ込ませていて、ややほろ苦感があり、ティラミスムースの滑らかでクリーミーな味わいとの調和が絶妙。
上の抹茶ホイップも甘さ控えめな印象で、抹茶パウダーの苦みがいいアクセントになっています。ちなみに、こちらの商品は監修にあたった第15代上林春松氏が今回のラインナップの中で一番お気に入りと言われていたもの。やっぱり美味しいですね。
抹茶の風味豊かなスイーツはほかにも!
今回、12商品をすべて食べてみて、完全なる独断で3品選びましたが、ほかの商品も、とにかく抹茶の風味がしっかりと堪能できるものばかり。抹茶のほろ苦さは感じられつつ、クリームやチョコなどともマッチしていてスイーツとして特別感があります。
「宇治抹茶のフィナンシェ」や「宇治抹茶のバウムクーヘン」など焼き菓子は日持ちもするので、仕事の合間の息抜きやティータイムのおやつとして買い置きしておくのもアリ。ぜひ、いろいろ食べ比べてお気に入りを見つけてみてください。
お問い合わせ/ファミリーマートお客様相談室 0120-079-188
月~金 9:00~17:00(土日祝、年末年始を除く)
公式HP:https://www.family.co.jp/
取材・文/岡部礼子