最近注目されている、植物性由来の原料でつくられたプラントベースの食べ物。肉類や乳製品など一般的に動物性の原料からできているメニューをプラントベースで再現した料理が食べられることで人気のお店「2foods」では、プラントベースのハンバーガーの販売がスタートしました。ジャンクフードの代名詞的なハンバーガーをヘルシーに食べられるなんて夢のよう♪そんな2foodsの気になるメニューをチェックするべく2foods 銀座ロフト店に潜入して来ました。
2foodsとは?
「ヘルシージャンクフード」をコンセプトとした日本発のプラントベースフードブランド。都内6店舗とオンラインショップを展開。
新発売のハンバーガーは2種類
アメリカンサイズのハンバーガーは「スパイシージャンクバーガー」(左)と「濃厚てりやきアボカドバーガー」(右)2種類。オーダーする際は中に挟むパティを選べます。
「豚肉や鶏肉に近い食感の『ジューシーパティ』は、スパイシーな味がお好みの方にもおすすめ。牛肉により近い食感を楽しみたい方には『弾力パティ』がおすすめです。」(2foods 商品開発担当 齋田さん)
早速ジャンクなビジュアルが強めの「スパイシージャンクバーガー」を「弾力パティ」でオーダー♪
ドンと迫力のあるバーガーにはトルティヤチップスが添えられていて、見るからに食べ応えのあるボリューミーなたたずまい♡ ビジュアルからはプラントベースかどうか見分けがつきません。
早速バーガーを専用の袋に入れてなるべく平等に口に運べるよう潰してガブリ……!野菜のシャキッと感、パティのジューシーな歯ごたえ、ソースやチーズ、ピクルスのアクセントはまさにアメリカンなハンバーガーそのもの。あふれ出る具材を回収しながら食べるのに夢中になります♪
「挟む具材の順番によって味の感じ方も変わるので、その組み合わせ方にもこだわりました。ハンバーガーのボリューム、プラントベースチーズの色味やシズル感、ソースの味わい、トルティーヤチップスの雑多感など、ジャンクな味と見た目を追求し、満足頂けるような一皿に仕上げています。色んな方に楽しんでいただき、プラントベースフードを身近に感じてもらいたいですね。」(2foods 商品開発担当 齋田さん)
付け合わせももちろんプラントベース
このチーズももちろんプラントベース。植物性のチーズとは思えないコクがあります。食べて納得、ご馳走ともいえるくらいしっかりとした満足感でいっぱいのハンバーガーです。
カゴメと共同開発したプラントベースエッグ「エバーエッグ」を使った奇跡のオムライス
次に紹介したいのは、3月に発売開始されたこちらのオムライス。カゴメと共同開発された大注目の「エバーエッグ」を使用したもので、卵を植物性の材料で再現するという不可能を可能にしたオムライスなんです。
「白いんげん豆とにんじんを使ってふわとろ食感を再現したエバーエッグは、卵ではないので加熱しても固まることがありません。プラントベースであることに驚きを感じて頂けるメニューではないでしょうか。」(2foods 商品開発マネージャー 及川さん)
食べてびっくり!!卵よりも卵という表現が合っているのかわかりませんが、見事にトロトロの卵の味と食感を再現。プラントベースに気づかないクオリティです。家族に食べさせて、「これ実は卵じゃないんだよ!」と、だましたくなります。笑
デミグラスソースももちろん植物性材料から出来ています。
エバーエッグオムライス(プレミアムケチャップ)テイクアウト¥1,188 イートイン¥1,210 オムライスはこちらと2種類の展開です。
このほかにも「これがプラントベース?」と驚くメニューをピックアップ♪
まるでバターチキンカレー テイクアウト¥975 イートイン¥990 プラントベースバターのコクと甘みが特徴。チキン食感のソイミートを煮込んだグルテンフリーの本格カレー。
スパイシーまぜそば テイクアウト¥972 イートイン¥990 玄米麵を使ったまぜそばは、5種の野菜でヘルシーに、そして6種のスパイスのうま味と刺激が病みつきになる一品。
ソイチキン南蛮丼 テイクアウト¥972 イートイン¥990 ひよこ豆粉を衣に使ったソイチキンはリアルな食感を再現。カロリーを抑えた罪悪感ナシの嬉しいチキン南蛮丼。
濃厚やみつき担々麺 イートイン¥990 (渋谷ロフト店限定) +50円でグルテンフリー麺に変更可能 ジャンクなイメージが強いラーメンも、プラントベースのスープはしっかりとこってり感を楽しめるのに胃の負担が少ないやさしい味。ベジ肉みそが決め手の担々麺。
2foodsオリジナルお子様プレート テイクアウト¥648 イートイン¥660 (渋谷ロフト店、銀座ロフト店限定) 子どもが好きなメニューをプラントベースでつくったプレート。プラントベースのハンバーグと米粉のパスタは本物との違いに気づかないで食べちゃうかも?な、オールグルテンフリーのメニューです。
ソイミートバンバンジーサラダ テイクアウト¥972 イートイン¥990 タンパク質15gが摂れる体にやさしいサラダも気軽に食べたいですね。
スイーツもプラントベース。賞味期限10分!極上の融点32℃のレアチーズケーキ
レアチーズケーキと聞いただけでも乳製品でできているイメージが強いですが、こちらもなんとプラントベースクリームチーズ使用して作られています。
グルテンフリーで、豆乳ヨーグルト由来の乳酸菌やイソフラボン、食物繊維も摂れる嬉しいスイーツ。クリーミーな口どけを見事に実現したプラントベースレアチーズケーキは是非試してほしい一品です。
賞味期限10分!早速ベストな状態で実食。オーガニックシュガーのブリュレを割って食べてみます。
サクサクしたブリュレとなめらかなプラントベースクリームチーズケーキの組み合わせがたまらないお味。年齢的にいつもなら胃が重たくなる量ですが、あっさりと完食してしましました♡
プラントベースのクリームとパイをトッピングした皮付きりんごのアップルパイ
こちらも新発売のアップルパイ。特別栽培のりんごを皮ごと使いロスの削減も意識したメニュー。カラメリゼしたオーガニックシュガーにりんごを合わせアーモンド生地を贅沢に配合。りんごの香りとカラメルの香りがたまりません。
サクサクのパイに自家製キャラメルをかけて完成させる斬新なアップルパイ。「おいしくなーれ」とソースをかけるこのひと手間が気分も上がってGood!プラントベースのクリームが合わさることですっきりとした食べ心地♡ 「これは朝食にもいけそう♪」と思ってしまいました。
テイクアウトできるスイーツも人気。見ているだけでも胸がときめくカラフルなドーナツもプラントベース!
テイクアウトも出来るドーナツもすべてプラントベース。カラフルなドーナツはインスタなどでも多くの反響があり、ヘルシーなスイーツとして、差し入れや手土産にも喜ばれると大人気なんです。
プレーンドーナツ テイクアウト¥373 イートイン¥380
ラズベリーピスタチオドーナツ テイクアウト¥432 イートイン¥440
白砂糖不使用、特殊製法の超微粒玄米粉を使用したグルテンフリーのガトーショコラは、濃厚なハイカカオの味わいを満喫できる珠玉のスイーツです。
ギフトにもぴったりのおしゃれなテイクアウト用ボックスは2種から選べます。
オンラインショップでも販売スタート!こだわりのスイーツをおうちでも♪
お店でテイクアウトも出来ます。
キャラメルアップルパイ ¥4,500
プラントベース炙りレアチーズケーキ ¥4,200
Melty Iceアソート (バニラ×3個、チョコレート×3個) 6個セット ¥3,600 店舗ではテイクアウトのみ 各¥581
体にも環境にも優しい究極のプラントベースアイスクリーム。牛乳や生クリームなど動物性原料不使用で実現した成分配合の黄金比を是非食べてみて♪
オンラインではアソートで買えます。
こちらのスイーツはオンラインショップでも取り扱いが始まりました。是非一度お取り寄せしてみてください。
サステナブルな素材を使ったオリジナルグッズにも注目
お店ではオリジナルグッズの販売も。不要になったペットボトルやポリエステル生地を回収・融解し糸にした再生ポリエステル繊維で作られたエコバッグ。お店のロゴがデザインされたバッグは折り畳んでエコバックとして持ち運べて便利。ストラップが付いているので肩掛けが出来るのもポイント。
「2foods では健康や環境に配慮した次世代の取り組みにも積極的に関わっています。プラントベースフードと同様、サステナブルな商品もオリジナルグッズで展開しているのでチェックしてみて下さい。」(2foods PR 牧野さん)
Apple Skinコースター 各¥1,408 本来なら廃棄されてしまうリンゴの皮を原材料として一部使用し、レザーとして再生させた植物由来の新素材アップルスキン(アップルレザー)でつくられたコースター。
Apple Skinコースター 黒 ¥1,408
Apple Skinコースター 赤 ¥1,408
再生陶器を使ったマグカップ ¥2,750 細かく粉砕した陶磁器を新しい土と混合し、再び原料として使用してつくられたマグカップ。電子レンジの使用も可能。毎日使うものにこそ取り入れたいサスティナブルなアイテム。
プラントベースのメニューは、原材料を伏せて食べたら気づかない人が多いでは?と思うほど。いい意味で先入観を裏切ってくれる新しい食の選択肢になりそうです。今後も「これもプラントベースなの?」と驚いてもらえるようなメニューを開発予定とのこと。
体調や気分に合わせて気軽にプラントベースが選べる時代の始まりを感じました!是非皆さんもお店でプラントベースのジャンクフードを体験してみて下さい。
【お問い合わせ】
- 2foods
https://2foods.jp/ - 2foods オンラインショップ
https://2foods.jp/onlineshop
撮影・取材・文/加藤文惠