イケアの家具の中で一番売れているというRASKOG(ロースコグ) ワゴン。通称「イケアワゴン」として一家に1台というレベルで所持率の高い大人気アイテムです。キッチンやリビングダイニングでよく使われていますが、ストック食材を入れて生活感が丸出しになってしまうという悩みを持つ人が多いよう。そこで、ワゴンにお気に入りグッズを詰め込んで、オブジェのように見せる収納をしてみませんか?
自分の部屋がないと嘆く主婦のみなさんにぴったりのアイデアをスタイリスト梶本美代子さんが教えてくれました。
コツ1:詰め込み過ぎない
ついやりがちなのが、ギュウギュウにモノを詰め込んでしまうこと。厳選されたお気に入りアイテムを見せるという意識で7~8割にとどめましょう。
コツ2:サイドにアイテムをかける
サイドに帽子やスカーフ、グリーンなどをたらしてみましょう。一気におしゃれに見えます。隠したい部分があればさりげなくカモフラージュすることもできるので初心者にも簡単にできるテクです。
スワッグをS字フックを使ってかけるとおしゃれ。
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ミニハンガーでティータオルなどをかけてさりげなく隠しても。
ミニハンガーはどんなテイストにも合うアイアン製を1つ持っておくと便利です。
コツ3:テイストを揃える
お気に入りというと、ついいろいろなものを詰め込んでしまいがちですが、ここはグッと抑えてテイストを揃えること。「北欧風」ならヒンメリや白樺のかご、アンティークならワイヤーやブリキ、シルバー食器など。
北欧のモビール、ヒンメリ。
アンティークなシルバーワイヤーのオーナメント。
西海岸テイストならマクラメガーランド。
お気に入りのアイテムをディスプレイしたワゴンのそばで、ゆったりティータイムを楽しむのが今どきのワゴンの使い方。
「子どもたちの小さい頃の写真を見ながら紅茶を飲む時間が幸せ。大好きな西海岸テイストでワゴンをディスプレイしてインテリアにとけ込ませています。家事はひとりぼっちになりがちですが、料理の合間にワゴンが視界に入るとふっと優しい気持ちになれます」(飯島史子さん・埼玉県岩槻市在住)
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イケアhttps://www.ikea.com/jp/ja/
撮影/金子美由紀 (ナカサアンドパートナーズ)