新エリアオープンとともにトゥモローランドにも新しいアトラクションが登場しました。その名も「ベイマックスのハッピーライド」。映画『ベイマックス』をアトラクションに取り入れたのは、世界のディズニーパークでも初めてのことなんです。早速、Mart読者の野田彩加さん(32歳)と体験してみましたよ。
場所は「スペースマウンテン」のお隣、白い円盤のような屋根が目印です。エントランスにはゲストにご挨拶をしているベイマックスがいましたよ。
映画『ベイマックス』は天才的な科学の才能を持つ少年ヒロ・ハマダが、最愛の兄を失ったのちにケア・ロボットのベイマックスに出会い、兄の死の真相をつかむため巨大な敵に立ち向かう物語。
このアトラクションは若き発明家であるヒロが開発したもので、「体験したすべての人たちをハッピーにする」ことがテーマのアトラクションになっています。
待ち列にはいろいろなメッセージや映画に出てくるアイテムが
待ち列には何枚かのヒロが体操しているかわいいパネルが飾ってありました。ゲストにハッピーかつ健康になってもらうためのおすすめの運動だそうです。
ヒロからゲストへのメッセージボードには、ベイマックスとヒロ、飼い猫のモチの手形が添えられていました。ベイマックスの手……大きいっ!
ケア・ロボットを充電するためのケースや修理ステーションなども待ち列に。ケア・ロボットの心臓部であるヘルスケアチップもありました。リアルな設定と小道具のおかげで、本当にヒロの研究施設に迷い込んでしまったかのような気持ちになれます。
ケア・ロボットを充電するためのケース。起動していないケア・ロボットはコンパクトに格納できるようです
ケア・ロボットの心臓部であるヘルスケアチップ。この中に1万通り以上の治療法がプログラムされています
ケア・ロボットの修理ステーション。空気漏れが発生した場合の緊急対応用の道具が入ってます
修理ステーションの横には、ちゃんと使い方まで書いてありました!
いよいよ乗車! 思いがけない動きにビックリ!!
いよいよ乗車です。ゲストが乗るライドは2人乗り、その前ではベイマックスが運転を……と思いきや、じつはこのロボット、ベイマックスにそっくりなケア・ロボットなんだそう。そういえば、ベイマックスは入り口で立ってゲストに挨拶してましたもんね。
ライドに乗ったらシートベルトをしっかりしてスタート!
アップテンポな曲が流れてライドが動き出します。この曲は全部で6種類あって、すべてこのアトラクションのためにつくられたオリジナル曲だそうです。
ケア・ロボットの操縦によるライドは、予測不能な動きでけっこう激しく回転し、想像以上に左右に振り回されますよ~。でも、アップテンポなノリのいい音楽と、天井から放たれるさまざまな色の光で気分は最高です! 曲に合わせてキャストさんもノリノリで踊り出してます。
アトラクションに乗ってる時間、約90秒。終わったころには、ヒロの思惑通りハピネスレベルはマックスに!
「ケア・ロボットの無茶な動きに最初は驚きましたが、とにかく楽しい!の一言ですね」(野田さん)
終わって出てくるゲストが自然とみんな笑顔になっている、そんなアトラクションでした。
「ベイマックスのハッピーライド」に入場するにはパーク入園後に、東京ディズニーリゾート・アプリでエントリーが必要です。詳しくは当連載③を参照してくださいね。
撮影/小林愛香 取材/西岡直美 ⓒDisney