「界」は星野リゾートが全国24で展開する温泉旅館ブランドで、今回は伊豆半島の東海岸の温泉保養地、伊東にある「界 伊東」をご紹介しましょう。ここ伊東は近くにある熱海とは少し趣が違い、ちょっと大人の雰囲気で穏やかな時間が流れているかのようです…。
目でも楽しめる「温泉」。なかでも 壮大な岩の露天風呂は必見！
ここは全国有数の湯量と泉質を誇る伊東温泉に位置し、湯殿から客室の内風呂、源泉プール、足湯にいたるまで源泉かけ流しのお湯を存分に楽しめる温泉旅館です。大浴場では、湯殿中央の湯口から温泉が溢れ出る内風呂や、大きな岩から湯の滝が流れ込む露天風呂など、目でも湯量の豊富さを感じられます。
【大浴場・露天風呂】大きい岩から湯の滝が落ちる壮大な露天風呂。
【大浴場・内風呂】伊東温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。
【足湯】夜、ライトアップされた雰囲気で寛げるなんて最高。
【源泉プール】界の施設で唯一の源泉プールで、夏でなくても泳げます。（水着の貸し出しは無し）
伊豆ならではの「季節の名物料理」に満足！
これからの秋の時期には、相模湾と天城連山の間に位置する「伊豆エリア」をテーマにした「山海鍋」を堪能できます。伊豆の恵みである金目鯛や季節の野菜、牛肉などを素材に合った2種類のスープで楽しめるようにつくられた、オリジナル鍋で提供。
「山の鍋」は牛の滋味スープ、「海の鍋」は魚介の旨みを凝縮した和風仕立てのブイヤベースで仕立てられており、ひとつの鍋で山と海の恵みを一度に楽しめる贅沢な一品です。
【季節の会席】「旬彩土鍋ごはん」と伊豆の旬の山海の幸を堪能！
【ご当地朝食】アジを香味野菜と味噌であえた「なめろう」をメインとした、伊豆らしい食材や調理法を取り入れた和食膳。
夕食・朝食をいただく食事処にはプライベート感ある半個室の空間もあります。
「広々とした客室」では伊豆の四季が随所に感じられる
すべての客室が、伊豆の四季を草花をテーマにデザインされたご当地部屋「伊豆花暦＊の間」。この地域の伝統工芸や文化を取り入れた客室の入口では、二十四節気を表現する作品「木漏れ日行灯」がお出迎え。床の間飾りにも、季節の花を表現した設えがあります。また、地元の染色家によって草花や木の枝から染め上げられた糸を使って、四季のうつろいを織り上げた「花暦スクリーン」も室内の見どころポイントです。
＊「花暦」（はなごよみ）とは四季の草花のことで、月ごとに咲く代表的な花を記したもの。
【伊豆花暦の間】リビングルームとベッドルームを備えたいちばんスタンンダードな4名定員の客室。愛犬と宿泊できる愛犬ルームも（別途料金）。
【ベッド】サイズは200cm×95㎝。
【花暦スクリーン】伊豆の椿や河津桜、藍などの約20種類もの植物で染め上げた糸を使用し、機織り機で一本一本丁寧に作られたスクリーン。一枚で季節のうつり変わりを表現した、地元在住の染織家さんの作品だそう。
【客室サイン・秋】部屋番号が記されたサインにも秋を感じる装飾。
【伝統工芸「つるし飾り」】伊東からほど近い伊豆の稲取地方では、「雛のつるし飾り」が古くからの風習とされており、界 伊東の特別和室には、このつるし飾りをモチーフにした巨大なクッションが配されています。
【客室露天風呂・信楽焼】4本の源泉をもつ界 伊東自慢の温泉を贅沢に楽しめる露天風呂付き和室。
【客室露天風呂・檜】露天風呂付き和室（2名定員）では美肌湯として知られる伊東温泉を檜の浴槽で満喫！
地域の伝統的な文化「椿油づくり」を体験できる
温暖な気候の伊東は椿の生育に適しており、春にはたくさんの椿の花が楽しめます。椿油といえば伊豆地方からほど近い伊豆大島が有名ですが、地域の伝統的な文化に触れる、界 伊東の「ご当地楽」では、椿油の種から絞る伝統的な椿油づくりを体験でき、地元のガラス作家が制作した、椿をイメージしたガラス瓶に入れて持ち帰れます。（ガラス瓶は有料です。）
いかがでしたか？ 伊豆の四季を感じながら温泉もグルメも楽しんでゆっくり過ごす「界 伊東」のステイ。この秋冬の家族旅行の選択肢のひとつに入れてみてくださいね。
界 伊東
静岡県伊東市岡広町2-21
電話：050-3134-8092（界予約センター）
客室数：30室
チェックイン：15時 チェックアウト：12時
アクセス：【電車】JR伊東駅より徒歩約10分／【車】東名厚木ＩＣより約100分
料金：1泊 31,000円～（2名1室あたりの1名料金、サービス料込・税別、夕朝食付き)
URL ：http://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiito/
構成／Mart
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