2023年NHKの連続テレビ小説「らんまん」で注目を集めている高知県。さらに熱く見どころ満載の地となっています。草花を楽しむ女子旅に訪れる人も増えていますが、親子連れにも楽しめるところがいっぱいあるんです。
今回は読者モデルの門脇ともみさん(31歳)とあやと君(6歳)親子が、「冬の高知親子旅」を楽しんできました。
まずは高知のシンボルでもある高知城の特別なライトアップ「NAKED 夜まつり 高知城」の様子をお届けします。
クリエイティブカンパニー「NAKED」が手掛ける光と音の演出
夜になると高知城全体をつかった光のアートと音のエンターテイメントが繰り広げられます。クリエイティブカンパニーのNAKEDが企画・演出・制作を手がけた高知城を彩る新しいお祭りです。
追手門を抜け階段を上がったところにある入場口、まずは提灯を受け取ります。(提灯は数に限りがあります)
よさこい鳴子踊りに欠かせない「鳴子」をイメージしたコンテンツ
高知のお祭りといえば「よさこい鳴子踊り」!よさこいに欠かせない鳴子をイメージして、城内へ続く階段がライトアップされていました。鳴子の赤、白、黄色で階段が彩られています。
約800個の鳴子でつくられた圧巻の「鳴子トンネル」。風に揺られる鳴子と賑やかなよさこいの音楽の中を歩けます。
トンネル内にある紐をひっぱると鳴子が動く仕組みに。「音が鳴って楽しかった!」(あやと君)
仁淀川をイメージした「高知ブルーライトアップ×蛍」に感動
美しすぎる「青」が今話題の仁淀ブルー!この「高知の青」を代表する仁淀ブルーをイメージし、ターコイズブルーに包まれる銀杏並木。蛍をイメージした緑色の光が飛び交う、まるで清流の水面を歩くような幻想的な雰囲気は感動でしかない!
「本当に蛍が飛んでいるみたいで綺麗だった!」(あやと君)
よさこいダンサーになれちゃう参加型デジタルアート
大人も子どもも楽しめる参加型デジタルアート「あなたもよさこいダンサー」!撮影された自分の顔が大型スクリーンに映し出されるんです。
まずは自分の顔を特別なマシーンで撮影します。
撮影された自分の顔が大型モニターの踊るダンサーたちの顔になっています。「自分のお顔が映っていて、めっちゃ面白かった!」(あやと君)。実はあやと君、これにはまって何度も顔を撮影していました(笑)。
メインは天守を使った壮大なプロジェクションマッピング!
高さ18.5mの高知城天守を包み込むプロジェクションマッピング。まるで高知名物の「皿鉢料理」のように、よさこい鳴子祭りを始めとした様々な高知を表現するデジタルアートがぎゅっと詰め込まれています。
高知に縁のある文化や魅力が次々と映し出されます。こちらは花火大会をイメージしたもの。
NAKED夜まつり 高知城
開催日:2023年12月1日~2024年1月14日
開催時間:18:00~21:30(最終入場21:00)
会場:高知城・高知公園・丸の内緑地(高知市丸の内1-2-1)
料金:大人¥800、中・高校生¥560、小学生¥400(事前購入・団体割引)
NAKED夜まつり 高知城コールセンター☎088-823-2388
夕食は高知名物「皿鉢料理」を堪能
せっかく高知へ来たのならば、高知名物の「皿鉢(さわち)料理」を楽しもうと、老舗の名店「土佐料理 司 高知本店」へ。高知城から徒歩約10分のところにある地元の人からも愛される土佐料理店です。
誰かれとなくみんなで楽しむ伝統の宴会文化「おきゃく」が残る高知県。そんな宴会で出されるのがこの「皿鉢料理」なんです。直径30cm以上の大皿に高知の食が詰め込まれているもの。お刺身、お寿司、焼き物、煮もの、貝類など色とりどりに盛られた豪快なお料理。今回は皿鉢料理(2名様用)¥10,000をいただきました。
高知といえばかつおのたたき、ほかにも地元の魚のお刺身なども。
焼き鯖寿司や土佐巻きなどのお寿司。
「どろめ」と呼ばれる生しらすは酢味噌でいただきます。
「大人向けのお料理なのかなと思ったのですが、あやとも気に入ったようでモリモリ食べていました」(ともみさん)
ほかにもこんなお料理もありました。「足赤海老のエビカツ定食」¥1,800は大きなエビフライに茶碗蒸しなどが付いた定食。
「四万十鶏 もも肉の一本揚げ」¥1,580は食べやすいようにカットして出してくれます。
土佐料理 司 高知本店
高知市はりまや町1-2-15
営業時間:12:00~21:30(平日)11:30~21:00(日・祝日)
不定休
☎︎088-873-4351
「綺麗で楽しい高知城にはあやとも私も寒さを忘れてしまうくらい楽しんじゃいました。土佐料理も食べられて大満足です。今度はパパや弟と一緒に来てみたいです」(ともみさん)
撮影/岡林佑亮 取材・文/西岡直美 協力/高知県