一人旅大好きライターで、自称「旅する主婦」として家事と仕事の合間に国内外の弾丸旅と酒場巡りを楽しむ私ですが、国内で感動した絶景をご紹介します。
【1】新潟・清津峡
日本三大渓谷として有名な新潟県十日町市の清津峡(きよつきょう) 。トンネル全体がひとつのアート作品になっています。いちばん奥の「パノラマステーション」では床に水が張られているので、自然の風景と被写体が水鏡に反射したフォトジェニックな一枚が撮影できます。ポーズを工夫すればユニークな写真も撮れそう! 繁忙期は事前予約を。
【2】愛媛・亀老山展望公園
サイクリングスポットとしても人気の高い瀬戸内海に浮かぶ大島。島の南端にある亀老山(きろうさん)展望公園はしまなみ海道でいちばん眺望がいいスポットなんです。展望台のブリッジからは来島海峡大橋を一望! 昼間の景色もきれいですがイチオシの絶景は夕暮れどき。あたり一面がため息が出そうなほどの鮮やかなオレンジ色に包まれます。
【3】北海道・神威岬
小樽市から約70㎞西に位置する積しゃこたん丹半島。半島の北西部にある神威岬(かむいみさき)の遊歩道を歩いていくと「積丹ブルー」と呼ばれる青く透き通った海が広がっています。どの角度から見ても美しく、散策しながら何度も立ち止まってあちこち写真を撮りたくなります(笑)。悪天候の日や冬季は遊歩道が閉鎖されているので訪れる際には確認を。
【4】北海道・四季彩の丘
美瑛町の観光名所、四季彩の丘。ラベンダーが咲く夏のお花畑が有名ですが個人的には秋シーズンもおすすめ。ダリアやケイトウなどの深みのある色の花が一斉に見頃を迎え、夏とはまた違う風景を楽しめます。10月に入ると美瑛町全体も紅葉に包まれるので、周囲に広がるのどかな丘陵の景色と併せて観光してみてください!
絶景をバックに記念撮影をすれば、その旅やドライブの思い出はいっそう深いものになるはずです。今度の休日にベストショットを目指して出かけてみてはいかがでしょうか。
Mart2023年秋号「いざ!『絶景』探しのクルマ旅」より
写真・文/丹下紋香