行楽シーズンのお出かけ先で、皆さんはどのくらい写真を撮影しますか? アクティビティを楽しむ様子、おいしかったものなど様々ありますが、大事な思い出として風景写真も欠かせませんよね。今回はInstagramで東北地方の風景を発信しているkeicoさんに、おすすめの撮影スポットを教えてもらいました。
宮城県在住。12歳女の子、7歳男の子のママ。東北エリアの四季や自然風景とお子さんを撮影。撮影した写真は自治体や企業のポスターにも採用。Instagram @__amerinco__
まだ見ぬ絶景を求めて親子での旅を楽しむ
『見た人が一目惚れする景色』を目指し東北や日本の美しい風景を撮影しているkeicoさん。
風景に溶け込むようにお子さんの撮り方も工夫しています。
「洋服はシンプルな単色のものを選び、風景に合わせてコーディネートしています。人物が入ることで風景をより感覚的に伝えることができますし、オリジナリティも出せると思っています。写真を通して一緒に絶景を見た気持ちになり、自分の目でも見てみたい!と感じてもらえたらとてもうれしいです」
毎週土曜は早朝からお子さんと3人で絶景の撮影スポットへお出かけしています。道中、車から朝日を見ながらこれから出会う絶景に思いを馳せる瞬間も楽しみのひとつなのだそう。
「子どもたちが大人になったとき、一緒に見た景色と親子で過ごした時間を思い出してもらえたらいいなと思っています」
【keicoさんの過去の作品】
福島県のいちょう並木が美しい公園にて。「子どもたちを誘導し、俯瞰のポイントからスポットライトが入る場所を狙い撮影した一枚です」
『東北のウユニ塩湖』とも呼ばれる秋田の鵜崎海岸。「夕日をバック に、自由に磯遊びを楽しむ子どもたちの無邪気な姿を残せました」
6〜8月の早朝もしくは夕方の気象 条件が合ったときにしか見られない福島県霧幻峡の川霧。「船の周りの霧がはけた一瞬を撮影しました」
家族そろっての記念撮影が絶景の中であれば、思い出もいっそう深いものになるはず。今度の休日にベストショットを探しに出かけてみませんか?
Mart2023年秋号「いざ!『絶景』探しのクルマ旅」より
取材・文/丹下紋香