涼しさを求めて避暑地に行きたくなる今年の夏。新宿からJR特急あずさに乗って長野県まで足を伸ばしてみませんか?涼しく、カラッとした気候が魅力の「東急リゾートタウン」を紹介します。親子で非日常の極上ステイを体験したい方におすすめです。
「東急リゾートタウン蓼科」とはどんなところ?
東急リゾートタウン蓼科は四季折々の魅力が親子で楽しめる高原リゾート地。地域循環型の環境づくりに取り組み、食育など親子でSDGs体験もできるサスティナブルなリゾートとしても注目を集めています。深い森に包まれて、親子で身も心も癒されるステイになること間違いありません。
新宿からJR特急あずさで2時間ほどの場所に位置する茅野駅より無料シャトルバスも毎日運行。都内からのアクセスも便利です。
子連れにおすすめアクティビティが豊富!
東急リゾートタウン蓼科では、親子で楽しめるバラエティに富んだアクティビティも魅力のひとつ。今回体験して子どもが特に喜んだアクティビティを紹介します!今後開始する予定のコンテンツも先行で体験させていただきました。
① 農家での野菜収穫体験
提携農家の方より、農業についてのお話を聞きながら実際にハサミを持って野菜を収穫させてもらいました。野菜の収穫体験は、今秋から体験できるようになるそうです(詳しい情報は東急リゾートタウン蓼科の公式HPをご確認ください)。
収穫したてのお野菜は、なんとその場で食べられます!スーパーに並ぶトマトやきゅうりが実際畑になっている様子を見られて子どもも興味津々です。
蓼科の水道水は、体液とほぼ同じ弱アルカリ性。吸収率が高く体に優しいお水なので、そのまま飲んでもとても美味しい!ボトルに入った水道水に摘みたてのミントを入れた新鮮なミントティーも味わえました。
② フォレストアドベンチャー蓼科
一面緑!広大な森の中で思い切り体を動かして遊べるフォレストアドベンチャー。身長90cm以上の子ども向け「キッズコース」110cm以上向け家族みんなで楽しめる「キャノピーコース」140cm以上の「アドベンチャーコース」など、子どもの身長に合わせてコースが選べます。
ヘルメットやハーネスを着用する本格的なアドベンチャー施設ですが、しっかり安全教育をしてくれるので安心。風が爽やかな森の中で自然を満喫できるアクティビティです!
③ 釣り堀体験
タウンの中には釣り堀や魚つかみが体験できるエリアも。魚が釣れた瞬間は、目がキラキラ輝いていました!普段なかなか体験できない魚を手でつかむという体験もできて大満足です。
釣った魚はその場で焼いて食べられるのが嬉しい!新鮮で身がホクホクのヤマメをいただきました。
併設の売店でビールを買って、一緒に楽しむのもおすすめです。
④ 石けんづくり体験
調理に使用したオイルをリサイクルしたエコな石けんづくりを体験できます。ねんどのようにこねて、丸めて。
鳥のさえずりと、木々の揺れる音だけが聴こえる森の中で流れるゆったりとした時間。誰にも邪魔されず親子で堪能できる時間は“幸せ”以外の言葉が見つかりません。つくった石けんは家に持ち帰って使えるので思い出にも。
自然を満喫するレストラン
東急リゾートタウン蓼科内には、多種多様なレストランが用意されています。その中でも特に自然を満喫できるのが、バーベキュー施設「グラマラスダイニング」と蓼科東急ホテルのロビーラウンジ「アゼリア」。2つのレストランの魅力をお伝えします!
①グラマラスダイニング
「グラマラスダイニング」では、木々を通り抜ける風が涼しい森の中で極上のグリルクッキング体験を。
森に囲まれたダイニングで、良質な食材を使っていつもとは一味違ったバーベキューを楽しめます。どの食材も新鮮!穏やかな時間が流れる中での食事は、まさに非日常を感じられる空間です。
② アゼリア
蓼科東急ホテル内にあるロビーラウンジ「アゼリア」テラス席での食事もおすすめです。湿気のない涼やかな空気の中でピザやカレーなどの軽食を楽しめます。
目の前に広がるガーデンとからまつ池を眺められる絶景のロケーション!このまま時間が止まればいいのにと思わずにはいられません。気候の良さと豊かな緑が魅力の蓼科では、ぜひ屋外での食事も楽しんでください。
窓からの景色も圧巻!蓼科東急ホテル
東急リゾートタウン内には2つの会員制ホテルと、一般客の利用も可能な「蓼科東急ホテル」があります。
ホテル目の前に広がるガーデンで自然とつながる
蓼科東急ホテルはゆったりとした時間を楽しめるクラシカルなリゾートホテル。館内施設も充実し、目の前には四季折々の自然が楽しめるガーデンも。リトリートやワーケーションにもぴったりなロケーションです。
手付かずの自然が残っているガーデンは、歩くだけでも心身ともに癒されるスポット。新鮮で澄んだ空気の中でのお散歩は、思わず日頃の喧騒を忘れてしまいそう!
本館客室
ソファ付きのクラシックな内装の空間は、家族でもゆったり使えるほど広々しています。
なんといってもホテルのガーデンが一望できる出窓からの圧巻の景色が魅力!朝カーテンを開けた瞬間、自然とつながれる。まるで異国にいるような感覚を味わえます。
蓼科東急ホテルは本館客室以外にも、小鳥のさえずりや小川のせせらぎを感じられるコテージも。森に囲まれたプライベート空間で過ごしたい家族におすすめです。ホテルから徒歩2,3分の距離には温泉施設「鹿山の湯」もあり、露天風呂や温水プールも堪能できますよ。
ウェルネス&サステナブルリゾートへ向けて
エネルギーの地産地消を目指しているリゾートタウン蓼科。ウェルネス体験だけではなく地域化循環型の環境づくりをすすめながら「過ごし方、住まい方、働き方」も提案する「もりぐらし」を推進しています。
リゾート内で出た生ごみの約90%を水と空気に分解し、残りの10%は提携農家へ堆肥として提供しています。記事内でも紹介した農家でもこの堆肥が一部で使用され、育った野菜は東急ハーヴェストクラブ蓼科のレストランで提供されているのだそう!
その他、森を「まもる」「つかう」としてタウン内で間伐された木材はバイオマスボイラーの燃料として使用されているのも特徴です。
東急リゾートタウン
今回ご紹介した以外にも、テニスやゴルフ、トレッキング、テントサウナなど多彩なアクティビティがあり「1泊では足りない」と感じるほど!ホテルのガーデンで湖を眺めながら“何もしない”時間を堪能するのもおすすめの過ごし方のひとつです。
家族みんなでのんびりステイを体験できる東急リゾートタウン蓼科は、きっと何度も足を運びたくなる場所になるはずです。
8月は予約が埋まりつつありますが、夏休みが終わってもまだまだ残暑が残る9月以降も爽やかで心地良く過ごせる気候です。癒しを求めた家族旅行の候補に、ぜひ蓼科を入れてみてください。
取材・文/山中麻衣