キャンプと極上ステイのいいとこどり!千葉の海沿いグランピングリゾートで過ごす「ときめく週末」

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普段キャンプをしない “Mart非キャンプ部” の私ですが、子どもにキャンプ体験をさせたくてグランピングリゾートに行ってきました。おしゃれで居心地のよい空間で過ごした1泊2日は「絶対また来たい!」とその場で思ったほどの夏時間。リゾートホテルのような快適な空間ながら、キャンプの醍醐味も存分に味わえたステイをレポートします。

「非キャンプ部」だからこそ!高規格グランピングリゾートで快適ステイ

キャンプブームが長く続き、Martキャンプ部の記事も大人気!ですが、Martスタッフの中にもキャンプをしない「非キャンプ部」が実はいます。かくいう私もそちら側。おしゃれなキャンプギアや美味しそうなキャンプ飯、焚き火を眺めながら飲むコーヒー……。誌面やWEBの記事を読むほどに憧れはつのりますが、まだキャンプ部入部に至っていません。

そんな私が今回訪れたのは、おしゃれなグランピングリゾート。千葉県の海沿いの街である一宮町にできたばかりの施設です。「リゾート」という名にふさわしい、まさにくつろぎの空間でした。

2022年8月20日オープン!「釣ヶ崎グランピングリゾート」

釣ケ先グランピングリゾートのドームテントをプールのある山頂から撮影

朝日を浴びるドームテントをプールのある山頂から撮影。手前の棟はまだ建設中でした。

サーファーの間では聖地として知られる「サーフィンのまち」、一宮町の釣ヶ崎(つりがさき)。東京2020オリンピックのサーフィン会場となった「釣ケ崎海岸広場」のすぐ近くにこの夏完成したのが、この「釣ヶ崎グランピングリゾート」です。

海岸を眺める高台に位置し、ドームテントやコテージのほかに、プールやサウナも有する高規格グランピング施設です。

私が宿泊したのはドームテント。展望デッキの上にあり、大きな窓からの青い空と海の眺望は、まさに非日常。チェックイン後このドームに入った瞬間から、最高のステイが約束されたような気持ちになるほどでした。

 

ドームテントの外観。カーテンを閉めれば外から見えなくなるので、プライベートもしっかり確保できます。

冷暖房完備、冷蔵庫や電子レンジ、ウォーターサーバーもあり至れり尽くせり。飲食の持ち込みもOKです。アメニティも充実していました。

キャンプで気になるのがお風呂事情ですが、こちらは全ドームテントにシャワーとバスタブが完備されています。

ドームテントの隣にあるアウトドアダイニングスペースに夕食の時間に行くと、テーブルの上には豪華ディナーが!

千葉県産の肉や、新鮮でおいしい海鮮……。BBQもとってもおしゃれでおいしすぎました!

夜はエントランス前で焚き火が焚かれていました。マシュマロやポップコーンも無料でもらえるので、憧れの「焼きマシュマロ」もできました。

サウナとプールで大人も子どももリラックス

朝のプールとサウナ。釣ケ先海岸は日の出スポットとしても人気があるそうで、プールからその景色を楽しむことができました。

施設は里山の斜面を整備してつくられていて、ドームテントがある展望デッキの上に山上が。登るとおしゃれなハート型のプールとサウナがあります

ここは展望デッキより高い位置にあるため、また絶景。海が見えるプールで遊んで、サウナで温まった体を潮風で冷やして……。夜のナイトプールも楽しめます。涼しくなってからはプールは水風呂変わりに使用することができるそうです。

 

夏でしたがプールはぬるめの温水になっていてちょうどいい心地よさ。寒がりな娘も快適に遊べたようです。

夕食後のナイトプール&ナイトサウナ。たっぷり汗をかいてからプールに寝そべり、満点の星空を眺める……。「最高かよ」の一言に尽きませんか!

サウナは個室タイプの小屋が2棟。グループ貸切で楽しめます(1時間¥5,000)。

本格ロウリュも!

ウエルカムドリンクをプールサイドで。

子連れでもワンちゃん同伴でもウエルカムな雰囲気

ハート型プールは3分割されていて、水深10cmほどの部分もあり小さな子どもも安心して遊ばせられます。

ハート型プールは3分割されていて、水深10cmほどの部分もあり小さな子どもも安心して遊ばせられます。サウナ後の「寝水風呂」にする大人も多数。

設備の行き届いたグランピング施設なので、赤ちゃんや子ども連れのステイも快適でした。そしてペット連れもOKとのこと。家族みんなで思い出をつくることができますね。

 

ワンちゃん用のゲージを備えたドームテントも。外にはプライベートドッグランがあります。

食事は子ども向けのプレートをお願いしました。アルミ箔の中は包み焼きハンバーグで、グリルで焼いて完成します。

朝食も子ども用あり。大人はパストラミとチーズのバケットサンド、子どもは柔らかなブリオッシュサンドでした。

雨でも雨なりの楽しみ方が!

ちなみに、チェックアウト直前にスコールのような大雨が降ったのですが、ドームテントに当たる雫の雨音を聴きながらゆっくりする時間もまた一興。

テント内は約38㎡もあってとても広いので、雨が降ってもテント内でゆったり過ごせます。居心地がよすぎて、雨のグランピングもありだと思いました。ドームテントに響く雨音は癒しのゆらぎ音で、むしろ雨の時間も体験してほしいと思ったほど!

BBQスペースも屋根があり、雨が降っても安心です。

BBQスペースも屋根があり、雨が降っても安心です。

 

“サーファーの聖地" や海水浴場もすぐ近く!マリンレジャーも楽しんで

釣ケ崎海岸広場のシンボル的存在の、浜辺の真っ白な鳥居。

釣ケ崎海岸広場のシンボル的存在の、浜辺の真っ白な鳥居は、宿泊したドームテントからも見えました。

車で都内から向かうと、海の家が並ぶ九十九里の海水浴場の横をいくつか通過しながら一宮町へ。釣ケ崎グランピングリゾートが近くなってくると、さすが“サーファーのまち” 。サーフショップやおしゃれなカフェがたくさん並ぶ街並みになっていき、気分があがります。

夏場は海水浴を、寒い季節はオリンピック会場にもなった海岸を散歩するのもよさそう。海沿いでのステイを楽しめる近隣スポットも充実していました。ちなみに、釣ケ崎グランピングリゾートはサーフィンをする方のステイももちろん大歓迎だそうで、展望デッキにサーフボードを立てかけられるスペースもあります。

 

オリンピアンたちのサインが多数描かれたモニュメントも海岸に。

海にはサーファーさんがたくさん!海辺の散歩を楽しみました。


おしゃれな空間でキャンプとリゾートホテルのいいとこどりのようなステイができるグランピング。我が家は娘がまだキャンプをしたことがなく(正確には赤ちゃんの頃にしたことはあるのですが記憶なしだそうです 笑)、娘にキャンプを体験させてあげたいという思いで選んだ施設でした。

「どこかに1泊するなら、キャンプより温泉のほうががいいな」とすら思っていた私ですが、その考えを180度変えてくれるような素敵な時間を過ごすことができ、「キャンプ沼」にはまる人たちの気持ちが理解できた気も!

グランピングやキャンプはまたしたいと思うようになったし、釣ヶ崎グランピングリゾートもまた訪れたい!我が家が家族で過ごす “ときめく週末” のレパートリーが増えた夏でした。


釣ヶ崎グランピングリゾート

取材・文/小林 博子

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