埼玉県深谷市に5月29日オープンする「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」。収穫体験や旬の野菜をふんだんに味わえるレストランなど、野菜にときめき、さらに好きになれる体験型ファームです。子供から大人まで、年齢を問わずに遊んで学んで楽しめるこのスポットを、いち早く体験してきました。
約17,600平方mの広大な敷地には、野菜の収穫体験ができる「体験農園」、獲れたての野菜が購入できる「マルシェ」、そして野菜のおいしさを存分に味わえる「レストラン」、さらに野菜について学べる野菜教室(しばらくの間は開催を見合わせ)と、実にバラエティに富んだ内容です。
じゃがいも収穫を体験。大人も大盛り上がりでした!
メインとなるコンテンツは、なんといっても敷地の約3割を占める「体験農園」。常時約30種類以上、年間では100種類以上の野菜が植えられおり、ガイドスタッフが説明してくれながら農園を回り、最も旬な野菜を2~3種類収穫できるプログラム。1人1,500円~2,000円(季節による)の参加費で、収穫した野菜も持ち替えられます。
今回、メディア関係者への先行お披露目ツアーに参加させていただいののですが、収穫体験もできるとのことで、早速チャレンジ!
農園の案内をしてくれたのは、プロデューサーである中村敏樹さん。数々の農業コンサルタントの仕事を手掛けているそう。
この日はじゃがいもの収穫をさせてもらいました。まず茎全体をつかみます。
よいしょー!と力を入れて引っこ抜きました。
この通り!たくさんのじゃがいもが。
泥を落とし、水洗いをしてくれました。花の色によってじゃがいもの色も異なります。また、大きさもそれぞれ。
最初は黙々とじゃがいもに手を伸ばしていた大人たちも、収穫したじゃがいもを見るとやはりニコニコと笑顔に。「土を触るなんて小学校以来かも」という声も聞かれ、日々忙しい大人の私たちにはかなりの癒し効果もあると感じました。もちろん、子どもたちにとっても楽しいこと間違いなしです。
ユニークな野菜も揃うマルシェは、ずっといても飽きない!
深谷市や深谷市近隣の農家さんから仕入れた旬の野菜、果物が並ぶ「マルシェ」。実に50種類以上の取り揃える予定だとか。目に鮮やかなカラフル野菜から、初めてみる野菜まで、とにかく見ていても飽きません。販売スタッフが食べ方も提案してくれるのは魅力的です。「一番おいしい食べ方は?」「使い切る方法は?」といった難問もすらすら答えてくれました!
天候の良い日は、バルコニーでの販売も。
ねぎの花部分「ねぎぼうず」も販売されていました。「食べられるんだね」という声も聞かれました。
レタスひとつにしても、さまざまな種類が。初めて見た「ジャムレタス」はかわいらしいピンク色。どんな味がするのかしら、興味深々。
ユニークなお鍋型の什器に、お料理提案もしながらの野菜セットが積まれて販売されていました。
ラタトゥイユにおすすめの野菜セット
カラフルカレー野菜セット
Today`s Salad Mixはその日おすすめの野菜でたっぷりサラダがつくれるセット
当日にグランドメニューが決まる!? レストランのお料理は
そしてお楽しみのレストランでの食事。地産地消を提案し、野菜の持ち味を生かした調理方法に定評のある、音羽和紀シェフ、創シェフ親子が監修を手掛けています。その日マルシェに入ってきた新鮮な野菜を主役に、その都度メニューを考えるという徹底ぶり! この日いただいたのは、「シェフズサラダ・スープ・パン付き」2,050円、「伊達鶏のファームカレー・スープ付き」1,850円などのメイン料理と、「デコポンのフルーツタルト」750円など。どれもぎゅっと野菜と果物の旨味が味わえ、絶品でした。
敷地内を散歩しているだけで、ゆったりとした気分になれる空間。訪れた日は気候もよく、蝶が舞い、心地よい風が吹き、心も洗われる気分でした。
収穫したじゃがいもは、おいしい食べ方として教えていただいた中から選んで、素揚げしました。また、Today`s Salad Mixは洗ってお皿に並べただけですがこの通り!カラフルでボリューミーなサラダプレート。
週末や夏休みのお出かけに、ぜひ、みなさん行ってみてください。実は私も、6月に友達親子と行く計画を立てています! それくらい、また行きたいなと思うスポットでした。
■ヤサイな仲間たちファーム
https://www.kewpie.co.jp/farm/
埼玉県深谷市黒田字上反54
関越自動車道「花園IC」より車で約4分
営業時間
<開門・閉門>
平日:9時~19時30分/土日祝:9時~20時30分
<マルシェ>
平日:11時~19時/土日祝:11時~20時
<レストラン>
平日・土日祝:11時~18時(LO 17時30分)
※ 営業時間は状況により変更になる場合があります。
お問い合わせ先
TEL:048-580-7550
取材・文/新里陽子