あらゆる生活アイテムを便利にスマートに提供している無印良品。大型店舗、地元密着の小規模店舗と様々なお店がありますが、最近都内にオープンした、これまでにない新しいスタイルの店舗があります。その名も「無印良品500 アトレヴィ三鷹」。この500っていったい何の意味なのか? 無印良品の方に教えてもらいました。
「無印良品500」の500はズバリ、「500円」のこと
店舗にもどーんと掲げられている「500」の文字。これは「500円」の意味なのだとか。とはいえ、500円のもののみが売っている、いう意味ではありません。人気商品で500円以上のものも多数並んでいます。ではいったいどのような「500円」なのでしょうか?それは、店舗に伺ってよく理解できました。
500円以下の生活必需品がずらり!
具体的には、生活必需品となる、洗剤各種や掃除用品、スポンジや食器、カトラリーなどキッチン用品、トイレットペーパーやキッチンペーパーなど紙類、歯ブラシや歯磨き粉などの洗面用品、くつ下、ノートやペンなど文房具、スープやカレーなどの食品、クッキー等のお菓子など、500円以下の商品が店舗の約7割を占めています。ファイルBOXやごみ袋などもありました。
今まで、お菓子を探す時はお菓子売り場へ行き、そこで欲しいものを選び、その価格を意識したと思います。ここでは、「ここに並んでいるのはだいたいが500円以下」という認識が働き、モノの見方が面白いほど変わってきました。「無印良品はこういう商品も扱っていたんだ」という驚きや「これが500円以下なの、すごい」という感動も。
気になった500円以下無印良品アイテムはこれ
個人的にとても気になった商品はこちら。まずはスープ類。朝の寒さが身に染みるようになったこの頃、熱々のスープがあれば、朝から心身ともにスイッチが入ります。お湯を注ぐだけのタイプからレトルトと、実に種類が豊富。どれにするか迷うほどでした。
そして文具類には、500円以下のあらゆるアイテムが。たまたまお店にいらっしゃった小学生のお子さんとママが、お子さん用のペンと、ママが使うメモ帳を一緒に楽しく選んでいました。
すべてここで揃う! も嬉しい
生活消耗品がこれだけ揃うと、これは文具屋さんに、これは食品の売っているスーパーに、とはしごせずに、無印良品ならここ一か所でお買い物が済むのか、ということも「無印良品500」は気づかせてくれました。「無印良品は来春以降もも500円以下の日用品のラインナップを拡大する予定です。23年春夏シーズンは約100アイテムの新商品を販売する予定です」(無印良品担当者)
「無印良品 500」は、まずは2023年2月末までに30店舗、その後年間20店舗のペースで出店を計画しているそう。益々の広がりが、とても楽しみです!
問い合わせ/無印良品
取材・文/新里陽子