韓国で人気の「MOM’S TOUCH(マムズタッチ)」が日本でポップアップストアをオープンしました。韓国旅行をした人の中には街なかで見かけたり、実際に利用したりしたことがあるかもしれません。今回期間限定で日本に上陸。大人気の秘密を探ってみました。
韓国のチキン&バーガーブランドNo.1「MOM’S TOUCH」
韓国にもいくつものハンバーガーショップがあり、日本と同じように幅広い層に支持されています。韓国のチキン&バーガーブランド「MOM’S TOUCH」は、ハンバーガーやチキンの専門店ながら、一般的なファストフード店とは異なり、注文を受けてから店内調理を行うフランチャイズブランド。
手間がかかっても人の手で丁寧につくることを大切にし、お店で手づくりすることにこだわっています。その手づくりの香りや味わい、できたてならではの美味しさが支持されて、韓国では1400店舗以上を展開し、人気No.1と言われるまでに成長しているショップです。
今回、韓国だけでなくグローバルに展開する第一歩として東京・渋谷にポップアップショップをオープン。メニューは韓国で提供しているメニューのうち、シグネチャーメニューを中心とした人気商品を厳選しています。
シグネチャーメニューは鶏もも肉を使った「サイバーガー」
「MOM’S TOUCH」の看板商品は鶏もも肉を使った「サイバーガー」(¥370)。注文を受けてから衣をつけ油で揚げるので、できたてが味わえます。実際に食べてみるとチキンは衣がサクサクでジューシー。揚げたてなので急いで食べる肉汁でやけどしてしまうので注意してください。
この鶏もも肉を食べている満足感がたまりません。できたてならではの香りや風味、食感は手づくり感があってハマるのもうなずけます。甘めのソースとの相性も良くて食べ応えもあるのに370円という価格に驚きます。
次に人気なのが「グリルビーフバーガー」(¥590)。ビーフパティは秘伝のスパイスで味付けしていて、こちらも注文を受けてから高温のグリルでプレスして焼いています。
表面はカリカリと香ばしく焼き上げ、肉々しい食感と噛むたびにジューシーな牛肉の旨味が味わえ、見た目以上にボリューム感のあるバーガーです。
フライドチキンは1ピースからOK
そしてもう一つ忘れてならないのがフライドチキン。韓国でフライドチキンは食事としてだけでなく、軽食やおやつ、つまみなど、様々なシーンで好まれていて、専門店もたくさんあります。フライドチキン専門店では一羽または半羽で販売されていることがほとんどですが、こちらはバーガーと一緒に食べられるように1ピースから購入できます。
秘伝のブレンドで漬け込まれた定番の「フライドチキン」(1ピース¥250)は、注文を受けたから揚げるザクザクした衣の食感とジューシーな鶏肉の味わいが楽しめます。この食感が韓国チキンですよね。チキンの部位は選べませんが、この絶妙な味付けと衣の食感はぜひ味わっておきたい!
特製の甘辛ソースに鶏肉を漬け込んだ「ヤンニョムチキン」(1ピース¥250)も韓国のチキン専門店で欠かせない味付け。甘さと辛さの組み合わせがやみつきになると、最近では日本でも人気のフレーバー。1ピースずつ両方食べるのも贅沢でいいですね。ただ、この1ピースが結構大きいのでおなかの空き具合と相談してください。
サイドメニューのポテトもひと味違っています。スパイシーな「ケイジャン風フライドポテト」(¥270)とチーズソースたっぷりの「チーズポテト」(¥400)があります。「ケイジャン風フライドポテト」はほとんどの人が注文するほど大人気。アメリカ南部ルイジアナスタイルの秘伝シーズニングがクセになる味です。
とにかく、どれもできたてが食べられるとあって、手づくり感ある美味しさにハマります。今回はニューオープンではなくあくまでポップアップストア。11月9日(木)までの期間限定でそれ以降の予定はないそうです。だから今のところ日本で「MOM’S TOUCH」が食べられるのはこのチャンスだけ。韓国好きもバーガー、チキン好きもぜひできたてを味わってみてください。
MOM’S TOUCH
住所:東京都渋谷区道玄坂2-5-8(ZeroBase渋谷)
営業時間:月〜木、日曜日10:00-22:00(L.O 21:30)、金、土曜日10:00-0:00(L.O 23:30)※営業時間は変更となる場合があります。
定休日:期間中はなし
席数:60席
HP: https://www.momstouchglobal.com/
取材・文/岡部礼子