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台湾のエキスパートが案内! 手づくりの皮が美味しい蛋餅(ダンピン)のお店2選

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蛋餅は台湾式朝ごはんの定番メニューですが、皮を手づくりしている店があるんです! 今回は早起きしてでも駆けつけたい店をご紹介します。

教えてくれたのは
保谷早優怜(ほうや さゆり)さん

旅作家。全日空入社後、2度の台湾留学を経て旅ライターに。All About台湾・台北ガイドは今年で12年目。著書『台湾・香港deワーキングホリデー』『幸せめぐり旅 台湾』『台湾美食』など。

【TRENDY】日本人好みの絶妙な組みわせ!


焼きたての蛋餅はモチモチとした歯ごたえがたまりません。左・火腿起司蛋餅(ハム、チーズ)50元(約¥180)、右・高麗菜豬排起司蛋餅(キャベツ、豚肉、チーズ)80元(約¥290)。 近くの公園で青空朝ごはん


生地からお店で手づくり。丸めた軟らかい生地を麺棒で伸ばして焼いて蛋餅にする作業は感動もの。このひと手間が美味しさの秘密。

【Shop Data】
蛋要酷(ダンヤオクー)
台北市信陽街26-4号
☎02-2312-2300
(営)7:30~19:00
(休)土・日曜
https://ja-jp.facebook.com/Eggs.to.cool

遅くまでやっているので、寝坊しても間に合うのがうれしい。「蛋要酷」って珍しい名前ですが、なんと弾薬庫と同じ発音!

【CLASSIC】サクッと食感がやみつきに!


手づくりの皮を使った蛋餅はサクサク! 冬は豆乳を温めた豆漿(大杯30元、約¥107)と一緒に朝ごはん。ベーコン入り蛋餅にチーズをトッピング(=培根蛋餅加起司)60元(約¥215)するのが、オーダーのコツ。


(左から反時計回りに)台湾風クレープ蔬燒餅豬堡、台湾おにぎり漿爆飯、鹹豆漿。どれも台湾式朝ごはんの大本命、迷わずオーダーを!


しばし眺めていたくなるほどの、流れるような鉄板での調理。あざやかな手さばきにほれぼれします。

【Shop Data】
味鼎(ウェイディン)
台北市龍江路21巷3号
☎02-2772-3685E5:45~13:00
無休
https://www.facebook.com/weiding.offical/

おじいちゃんの代から50年以上続いている蛋餅店。テイクアウトが多いので、行列のわりに店内は座れる確率が高いです。

台湾行くなら覚えておきたい!
台湾でヒールは珍しい⁉
普段ヒールを履く私も、台北に行くとほぼスニーカーです。なぜなら歩道がガタガタだから! 店舗ごとに店の前にある歩道を整備しているので、高低差があるんです。さらにMRT(地下鉄)に関しては、とても長い階段にもかかわらずエスカレーターがないなんてことはしょっちゅう。実際地元の人の足元を観察してみると、ヒールを履いている人は珍しく、おしゃれをしていても9割の女性がスニーカーやビーサン。私も郷に入れば郷に従えで、スニーカーで街を闊歩しています。

Mart2020 3月号 「美味しい台湾!」今度行くならこんな店 vol.7 より

撮影・取材・文/保谷早優怜 構成/上原奈緒

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