カラフルな色合いと個性的な柄で、大人気のフィンランドブランド「マリメッコ」。現地の主婦はどう使っているのでしょう? 生活の中で楽しみながらマリメッコを取り入れるアイデアを、フィンランドに暮らす日本人主婦の方々に見せていただきました。自然豊かな地ではぐくまれたおいしい食とマリメッコの組み合わせを、ぜひご覧ください。
洋ナシ柄の「パーリナ」にはいい香りのお茶とチョコレートを
首都・ヘルシンキ市内に住む美奈子さんは、仕事のあとや休日のリフレッシュに、「パーリナ」シリーズを愛用。このぽってりとしたビジュアルの洋ナシがかわいくてほっとするのだとか。「和にも洋にも合わせやすいのが、この柄の魅力。日本茶も紅茶も、どちらもおしゃれに見せてくれます。皮ベルトつきの器には、日本のおせんべいを入れました」
美しい「マリボウル」はテーブルの主役に!
マリメッコ×イッタラのコラボ「マリボウル」に入れたのは、フィンランドの老舗ブラン「Fazer(ファッツェル)」のチョコレート。キラキラしたグラスの美しさに映える、おしゃれな見た目です。「チョコレートといえば、ここ。ほどよい甘さで癒されます。お土産にもおすすめ」とのこと。
奥にうつるかわいい箱は、「Nord-T」※ のお茶。「ベリーがびっくりするほどたっぷり入っているので、香りと味の両方で癒されちゃいます。箱をあけた瞬間に、フィンランドの自然を感じられるので、疲れたときや日本からお客様がきたときは絶対にこれと決めています」
※日本でも買えるようになりました! 購入はこちらから!
おまけ
ちょっと意外なタンブラーの使いかた
「Sukat makkaralla(フィンランド語でロールダウンした靴下という意味)」のタンブラーは、ヒビが入ったのでハーブの鉢カバーに。「物を大切にする文化が根付いている、フィンランドらしい使いかたです。あきらめなければ、工夫次第でいろいろ楽しめると思いますよ」。
結論!
「マリメッコは特別なものではなく、生活によりそうブランドなんですね」
生活のいろいろなシーンで見かけるマリメッコ。大切に飾っておくのもいいのですが、現地で暮らす方々のように「日常使いのマリメッコ」も魅力。割れてもなお、楽しく使うアイデアも真似したいなと思いました!
取材・撮影/岡部礼子