【イベントレポート】uniファンミーティング 開催レポート『プロパス・ウインドウでハンドレタリングを楽しもう』
2020年2月6日(木)開催
三菱鉛筆が初のファンミーティングを開催
2020年2月6日(木)三菱鉛筆本社内にて、uniファンミーティングを初開催いたしました。
このたびは、“日頃から三菱鉛筆の文房具を愛用してくださっているファンの方々とSNS上だけでなく現実に交流できる機会を作りたい”、“ロングセラー商品も進化しているので、新たな楽しみ方をご提案し、さらに文房具ライフを楽しんでいただきたい”という想いから、初開催に至りました。
uniファンミーティングについて
ファンミーティング開催にあたっては、三菱鉛筆公式Instagramアカウント(@uni_mitsubishi_pencil)でご応募いただいた中から抽選し、当日は文房具愛にあふれる男女合計9名の方にご参加いただきました。ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。
まず、三菱鉛筆について会社紹介から。「uni」というコーポレートブランドの由来は、もとはロングセラー鉛筆『uni』の商品名です。英語で唯一を意味する“ユニーク”であり、フランス語の“なめらか”からきていること、鉛筆の軸色が色彩商標に登録されていることなどを紹介し、参加者からは「知らなかった!」「そんな秘密があったなんて」という声が上がりました。
第1回uniファンミーティング 「プロパス・ウインドウでハンドレタリングを楽しもう」
初めてのファンミーティングでは、普段ご愛用いただいているロングセラー商品の新しい使い方提案として、事務用の定番蛍光ペン『プロパス・ウインドウ』を使った、気軽に楽しめるハンドレタリングのワークショップを企画しました。
『プロパス・ウインドウ』は2000年に発売、2001年にグッドデザイン賞を受賞したペン先に窓がある蛍光ペンです。ワークショップの前に、『プロパス・ウインドウ】の商品開発担当者から開発裏話があり、皆さんインクや部品を見ながら興味深い様子でした。
ロングセラー蛍光ペン『プロパス・ウインドウ』 特長
蛍光ペン『プロパス・ウインドウ』シリーズに2019年10月、新たにシリーズに加わったのが、淡い色合いが特徴のライトカラー5色のほか、落ち着いた色のスモークカラー5色、発色の良いベーシックカラー5色の計15色のカラーマーカータイプです。
特長1.細字ペン芯を0.6mmから0.4mmに変更
『プロパス・ウインドウ』最大の特徴は、ペン先にある窓です。窓越しに文字が見えることで、はみ出さずにラインを引くことができます。この2000年の発売当初からの特長はそのまま、新色の『プロパス・ウインドウ カラーマーカー】では、細字側を従来のフェルト芯(描線幅0.6mm)からプラスチック芯(描線幅0.4mm)に変更しました。これにより、今まであまり使われていなかった細字側がより文字書きに適した仕様になっています。
特長2.印象的な新色15色
新色のうち、マーカーにしては珍しい濃く発色の良いベーシックカラーは特に印象的。スモークカラー、ライトカラーとの合わせ使い、使い分けが可能です。
特長3.軸、パッケージデザイン
ペン軸のデザインは事務用品以外での用途を見据えて、白軸でシンプルにし、従来の『プロパス・ウインドウ』シリーズとは異なるデザインになっています。特に特長的なのはパッケージデザインです。パッケージ部分のフックの付け方を変えることで、今まではハンガータイプの陳列棚に並べた時多少斜めに下を向いてしまいバランスが悪かったのを、まっすぐ並ぶように工夫しています。
ワークショップレポート
<前半・ウォーミングアップ>
今回、ワークショップの講師を務めるのは、雑貨デザインを手掛ける宇田川一美先生です。「蛍光マーカーとして使うだけではなく、マーキングという既存の使い方から転換させることで、さまざまな楽しみ方ができます」と、普段使いの『プロパス・ウインドウ』を活用することで、難しそうな手書き文字が手軽に楽しめる“ハンドレタリング”を教えていただきます。
『プロパス・ウインドウ】計15色をすべてランダムに並べて、ワークショップがいよいよスタート。まずは気に入った色を選び、3色の組み合わせを作っていきます。
これにより色の組み合わせを自由に考えることで、固定概念にとらわれない自由な色選びが可能となるからです。
宇田川先生の「余白に3色を並べ、オリジナルのカラーパレットを作ってみましょう」の言葉で、参加者たちはプロジェクターに映し出される実演を見ながら、真剣なまなざしで色を並べていきます。組み合わせやすい万能カラーとして紹介されたのは、スモークグレーです。同系色で 揃えたり、反対色をあえて混ぜてみたりするなど、一人ひとりの色選びに個性が見られました。
いくつかの組み合わせができたあとは、宇田川先生が制作したオリジナルワークシートを使って、ペン先の動かし方を練習します。コツは「手首を回転させず、下したペン先を離さずに書ききること」。ふだんラインマーカーを使うときにはなかなか行わない動きです。
直線や曲線を練習したあとは、ハンドレタリングのウォーミングアップに入ります。今回学ぶのは、上下の高さをあえて揃えない“ポップなカリグラフィ”です。
一度書いた文字の下半分に重ね塗りをしてグラデーションにしたり、別の色を重ねてみたり。「行ごとに先ほど選んだカラーパレットの色を分けると可愛いですよ」とのアドバイスに、参加者同士、「どの色を使ったの?」「え、それ可愛い!」と会話も盛り上がります。色の組み合わせ次第で、同じ文字でも大きく印象が異なりました。
<後半・オリジナル作品制作>
ワークシートを終えたあとは、オリジナルのレタリング作品制作に入ります。今回は、バレンタインやアニバーサリーのギフトに付けるカードとしてぴったりな無地のタグにレタリングしました。
重ね塗りのほか、極細ペン先での縁取り、ボーダー模様の書き入れなど、宇田川先生がハンドレタリングで行えるテクニックを一人ひとりの作品に合わせて伝授。「工夫次第でさまざまなデコレーションができますよ」とアドバイスがありました。
「一般的な蛍光マーカーとは異なり、『プロパス・ウインドウ』はマーカー部、極細ともに先がつぶれにくいため、書きやすいですね。私は筆圧が強いのですが、安心して書けます。細い線もしっかり細く書けるため、文字のアレンジや細かな書き込みが1本で自由自在なのは、嬉しいポイント」と宇田川先生。
今回はポスカや太字の金や銀のユニボール シグノなど、他の種類のペンも用意。ペンを組み合わせてそれぞれの創意工夫が光り、大盛り上がりのなか、あっという間にワークショップの1時間が過ぎました。
『プロパス・ウインドウ』によるハンドレタリングは、クールでかっこいい作品からおしゃれで可愛い作品まで、作り手の個性次第でさまざまな出来上がりになるのが魅力です。
お披露目会&文具愛を語る交流タイム
ワークショップの後は、作品のお披露目を兼ねてのお茶&交流タイムを設け、参加いただいた方からは、
「黒のラインマーカーが変わっていて、使い道がイメージできなかった。今回、ラインマーカー以外のレタリングでの使い方があったと知れたのがよかったです」
「ペン先がつぶれないので、筆圧を気にせず書けるのが安心できるなと思いました」
「これまでは線を引く用途でしか使ったことがなかった。友達にあげるメッセージカードを作るのにいいなと思いました」
という感想がありました。
油性ボールペンカテゴリで世界最小の0.28mm径 “ジェットストリームエッジ”と、2019年グッドデザイン賞を受賞した水性サインペン“EMOTT(40色セット)”をそれぞれ1名の方に当たる抽選タイムを行い、始終和やかな雰囲気で初めてのファンミーティングは閉会しました。
今回のuniファンミーティングでは、発売以来、学用品・事務用品としてご愛用いただいている『プロパス・ウインドウ』の新しい使い方をご提案しました。気軽に始められますので、ハンドレタリング未経験の方も、『プロパス・ウインドウ』でハンドレタリングをぜひ楽しんでいただきたいです。
<三菱鉛筆公式SNSアカウント情報>
SNS内で、#uniファンミーティング と検索していただくと、本イベントの様子やご参加いただいた方の作品投稿も見ることができます。
●Instagram
@uni_mitsubishi_pencil
https://www.instagram.com/uni_mitsubishi_pencil/
●Twitter
@mpuni_official
https://twitter.com/mpuni_official
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