1月25日は「主婦休みの日」。家事167項目のうち、家電などに任せれば70項目(41.9%)が「しない家事」に!?調査結果からは「ストレスが40.0%減ると思う」と回答。
<30・40代夫婦のライフスタイル調査第3弾> 家事シェア・分担は浸透しても「共疲れ」でケンカ増!?時短しても余裕なし!? 3割以上の人が、空いた時間で別の家事。完璧を求めて陥る「無限家事地獄」。
パナソニック株式会社は、仕事に家事に子育てに、忙しい毎日にゆとりを提供するプロモーションの一環で、2017年より30・40代夫婦のライフスタイル調査を実施しています。1月25日の「主婦休みの日」を前に公開する第3弾調査では、家事分担意識が浸透してきている一方で、際限なくやるべき家事が出てくる「無限家事地獄」に陥っている実態が浮き彫りに。また、様々な家事項目をリスト化し、家電などに任せられる可能性がある「しない家事リスト」を公開。「しない家事」になり得るのは41.9%で、さらに追加調査により「しない家事」にすることでストレスが40.0%減少するとの回答が得られました。
【調査概要】
1.2019年 30・40代夫婦のライフスタイル調査第3弾
調査対象:関東(1都6県)・関西(2府4県)に在住の30~49歳既婚男女計1,200人
調査方法:インターネット調査 調査期間:2019年7月31日(水)~8月7日(水)
2.2019年 30・40代夫婦のライフスタイル調査第3弾(追加調査)
調査対象:同上 調査方法:同上 調査期間:2020年1月8日(水)~1月10日(金)
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※調査結果をご紹介いただく際は、「パナソニック調べ」と注釈をご記載ください。
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<本リリースサマリー>
■Chapter1 家事分担意識の浸透
・家事分担意識は年々広がってきている
・分担の実績も2年前と比較して、わずかながらUP
・一方、2年前と比較して、共働き夫婦から「余裕・ゆとり」が減退
・家事分担により、家事での疲労度は、夫は上がり、妻は下がっている。夫婦ともに疲れている「共疲れ」の状態に?
■Chapter2 家事分担できても疲弊する「共疲れ」夫婦
・共働き夫婦の仲はよくなっているのに、「共疲れ」でトラブルは増えている
・家事を分担できても、「心が求める時間」が持てない
・家事分担している夫婦では、夫婦合計の家事時間が減るわけではなく、むしろ増えている
■Chapte3 正解がない、際限がない「無限家事地獄」に陥っている!?
・時短をしても時間やゆとりができない
・原因は、際限がないやるべき家事が空いた時間にできてしまうこと
・永遠に終わらない「無限家事地獄」
■Chapter4 家電などに任せられる「しない家事リスト」公開!「しない家事」でストレスも減
・2年前と比較して、ほぼすべての家事について「負担を減らしたい」意向が増えている
・「時短」でも「分担」でもない、 「しない家事」になり得るのは70項目(家事全体は167項目)
・「しない家事」を取り入れることで、ストレスが約40.0%減少(2.追加調査)
■Chapter5 「無限家事地獄」から解放されるために!「しない家事」のすすめ
(シンプルライフ研究家マキさん、家事アドバイザー矢野きくのさんコメント)
・「まだきちんとできていない」と際限なく家事をしてしまう人の気持ちを軽くするために
・マルチタスクな家事は、ストレスにつながる
・家事量を減らすために「しない家事」(自分たちがしなくていい家事)を決めて家電などに任せる
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■Chapter1 家事分担意識の浸透
・家事分担意識は年々広がってきている
共働きの世帯で「以前より、家事を分担するべきという意識が広がっていると思う」人は70.0%、「以前より、世の中や社会一般で、家事分担や協力は進んでいると思う」人は64.0%、「家事を、夫婦や家族で分担や協力してやるのは当たり前だと思う」人は76.1%と、家事を分担する意識は広がってきていることがわかります。
・分担の実績も2年前と比較して、わずかながら上昇
2017年4月に実施したライフスタイル調査と比較して、自身とパートナー(配偶者または、同居している恋人・パートナー)の家事分担の割合は、「夫視点」/「妻視点」、「平日」/「休日」/「トータル」いずれも、夫の割合が1~3ポイント程度上がる結果となりました。わずかですが、実績としても家事分担は進みつつあるようです。
・一方、2年前と比較して、共働き夫婦から「余裕・ゆとり」が減退している
2017年の調査と比較して、生活の中に「ゆとりがある」と回答した割合は、調査した全ての項目で下がっていました。共働き世帯で家事分担の意識は広がりながらも、夫婦から「余裕・ゆとり」が減退しているという現象が起こっているようです。
■Chapter2 家事分担できても疲弊する「共疲れ」夫婦
・共働き夫婦の仲はよくなっているのに、「共疲れ」でトラブルは増えている
2017年と2019年の調査を比較すると、「パートナーと仲がいい」と回答する割合が増えている一方で、「お互いが疲れていてトラブルになったことがある」と回答する割合も大幅に上昇しています。また、家事の分担によるケンカもこの2年で約7.6ポイント増えています。
・家事分担は進みつつあっても、「心が求める時間」が持てていない現実
共働き世帯のうち、過半数の人が「心のよりどころとなる時間」「家族みんなと過ごす時間」「自分の好きなことをする時間」「子どもと過ごす時間」(子どもがある人のみ)を増やしたいと回答し、実際には多くの人が「心が求める時間」を持てていないという実態が浮き彫りになっています。
・家事分担している夫婦では、夫婦合計の家事時間が減るわけではなく、むしろ増えている
共働き世帯が家事にかけているトータルの時間を「家事分担ができている世帯」と「家事分担ができていない世帯」で比較したところ、両者が家事にかけているトータル時間に大差がない、むしろ「家事を分担できている世帯」の方が、家事に時間をかけている傾向があることがわかりました。
■Chapte3 正解がない、際限がない「無限家事地獄」に陥っている!?
・時短をしても「ゆとりがない」「せわしない」「楽になっていない」
家事の時短を工夫しても、「時間やゆとりができない」、「せわしないだけで、やることが変わっていない」、「せわしないだけで、ちっとも楽になっていない」と回答する人が多い結果となりました。
・原因は、空いた時間でやるべき家事ができてしまうこと
共働き世帯で家事をしている人に対して、家事の時短に対する意識や行動を調査したところ、「時短で空いた時間にやるべき家事ができてしまう」「時短してもやるべき家事の量が変わらない」「問題は家事の量自体が多いことである」と感じていることがわかりました。
・正解がない、際限がない、永遠に終わらない「無限家事地獄」
家事をもっと楽したいと思っているのに、なかなかそうできない理由で最も多かったのは「自分以外にやる人がいないから」で、続いて「家事には正解がないから」、「家事には際限がないから」、「達成度が測れる尺度がないから」、「自分の中の理想と比較して、できないと思ってしまう」など、次から次へとやるべき家事を作り出してしまう、どこまでいっても終わらない理由が並びました。多くの共働き世帯が、いわば「無限家事地獄」に陥ってしまっているようです。
時短や家事分担をしてもゆとりや余裕ができない理由も、この「無限家事地獄」が原因かもしれません。
<考察>
2年前の2017年と比較して、徐々にではあるものの、意識としても実態としても、共働き世帯での家事分担が浸透してきていることがうかがえます。
一方で、普段の生活の中での余裕やゆとりは減退しており、さらには夫婦間でのトラブル、家事分担を巡ってのケンカが2年前よりも増えており、夫婦ともに家事に疲弊する「共疲れ」状態に陥っているのでは?という結果に。
また、「自分の好きなことをする時間」など「心が求める時間」を持てていないと感じている夫婦が多く、実際に、家事分担が進んでも夫婦合わせたトータルの家事時間は減っておらず、むしろ増えていることもわかっています。
では、時短の工夫をすれば解決するのか?というとそうでもなく、時短をしてもゆとりがない、楽にならないという共働き世帯が多い結果となっています。
その要因について深掘りしてみると、時短をしてもやるべき家事の量自体は変わらない、さらには家事には正解も際限もなく、時短によって生み出された時間で別のやるべき家事ができてしまう、という実態が浮き彫りになっており、このことが共働き夫婦に余裕やゆとりが増えない要因のひとつと考えられそうです。
■Chapter4 家電などに任せられる「しない家事」リスト公開!「しない家事」でストレスも減
・「時短」でも「分担」でもない、「しない家事」は70項目
正解がない、際限がない、永遠に終わらない「無限家事地獄」。やってもやっても終わらないなら、いっそのこと「時短」や「分担」だけではなく、家電などに任せて人間がしなくていい「しない家事」を増やしてはどうだろうか。
育児や介護を除く、共働き世帯を想定した時の家事リストはおよそ167項目で、そのうち約41.9% にあたる70項目が、家電などに任せられる可能性がある「しない家事」ということがわかりました。
・「しない家事」になり得る家事のストレス度トップ10、第1位は「グリルの焼き網、受け皿を外し、汚れを擦り落とす」
家事で感じるストレス度をヒアリングし、そのうち「しない家事」になり得る家事の感じているストレス度をピックアップしたところ、1位は「グリルの焼き網、受け皿を外し、汚れを擦り落とす」の5.87点、2位「キッチンの換気扇を掃除する(パーツを取り外し、掃除し、戻す)」5.62点、3位「洗濯物の頑固な汚れを落とす/場合によっては浸けておく」という結果になりました。
まずはこれらの家事から「しない家事」をはじめてみてると、家事に対するストレス度が減るかもしれません。
・「しない家事」を取り入れることで、7割近くの人がストレスが「減る」と回答。軽減できるストレスは40.0%
家電などに任せて「しない家事」が実現できたら、共働き世帯の71.6%が「ストレスが軽減すると思う」と回答。特に共働き世帯の女性は77.3%がストレスを減らせると感じているようです。
そして、「しない家事」により、平均40.0%のストレスが軽減されるという回答が得られました。
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