ガラスびんをアップサイクルした「ルーピース」、茨城県近代美術館にてワークショップを実施
2022年8月26日(金)・27日(土)開催
東洋製罐グループのガラスびん製造事業を展開する東洋ガラス株式会社は、茨城県近代美術館と茨城大学教育学部の連携事業「子どものためのワークショップ2022夏『アップサイクル×アートのちから~アートでSDGs!~』」に協力し、ワークショップの材料として「ルーピース」を提供いたします。
◆アップサイクルされた「ルーピース」で新たな価値の創出へ
「ルーピース」は、リサイクルのために回収されたガラスびんを砕いた“カレット”を、専用の機械で研磨しつづけ、細かく丸みのある色とりどりのアート素材へとアップサイクルしたガラス素材です。
東洋ガラスの製造するガラスびんの原材料の80%以上は、家庭や企業などから回収されたガラスびんを砕いた“カレット”が原料となっています。この割合は業界トップクラスで、資源をずっと循環させることができることに加え、カレットを多く利用することでガラスを溶かす時間を短縮し、使うエネルギーを抑え、CO2排出量も削減することができます。
しかし、透明や茶色以外のカレットは細かく色選別をすることが難しく、様々な色が含まれたカレットをたくさん使用するとガラスびんの色調が変動してしまう等の理由から余剰傾向にあります。ガラスびんに使用しないカレットも建材や路面材などの用途としてリサイクルされていますが、彩り豊かなガラスびんの魅力をそのままに新たな価値の創出を目指し、「ルーピース」を開発いたしました。(製造方法特許取得済み。特許第7094831号)
東洋製罐グループは、限りある地球上の資源を循環させ、有効利用し、包装容器を通じて地球も人も輝く未来を目指しています。「ルーピース」がインテリア、アクセサリー、アートなど、さまざまなシーンで活用されることで、人々の生活を彩りながら、分別やリサイクルを身近に感じることができるよう活動を続けてまいります。
◆地域で永く愛される茨城県近代美術館×茨城大学教育学部「子どものためのワークショップ」
このワークショップは、茨城県近代美術館と茨城大学教育学部美術選修の連携活動のうちのひとつとして、1999年から地域で永く愛されているイベントです。東洋ガラスは、美術文化を支えられる人材育成と地域連携の活動に共感し、この度のワークショップの材料としてルーピースを提供することにいたしました。
茨城大学教育学部の学生たちが考案したルーピースを使った「自分だけの大切な作品」を生み出すワークショップを通じて、ぜひアップサイクル体験をお楽しみください!
◆ワークショップ詳細
・日時 2022年8月26日(金)・27日(土)
両日とも下記の時間で開催します。
【第1回】10:00 ~ 10:50(受付 9:30~10:00)
【第2回】11:00 ~ 11:50(受付 10:30~11:00)
【第3回】13:30 ~ 14:20(受付 13:00~13:30)
【第4回】14:30 ~ 15:20(受付 14:00~14:30)
・参加方法
各回、先着順で受付。各回の受付時間に地階講堂前のイベント受付にお越しください。
※大人の方も含め、参加費1人50円(行事保険加入料)です。
※参加は1家族(1グループ)につき5名まで、1日1回までとなります。
※会場は3部屋に分かれています。部屋ごとに異なるプログラムのワークショップとなります。どのワークショップに参加するかは受付時にお選びください。
・会場
茨城県近代美術館 地階のワークショップ会場(講座室1、講座室2、会議室)
・対象
幼児から小学生が主な対象ですが、どなたでも参加できます。
※小学生以下のお子さまは、保護者の方と一緒にご参加ください。
・定員
1回につき先着45名程度(各部屋15名程度)
詳細はこちらからご確認ください。(茨城県近代美術館ホームページ内イベントページ)
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/kids/heart/index.html
※当イベントが感染症拡大防止等により延期・中止となった場合には、茨城県近代美術館ホームページ内「お知らせ・新着情報」欄に情報を掲載します。
子どもたちとのワークショップ以外にも学生たちの制作した作品の展示も実施される予定です。
写真)過去のワークショップの様子
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