『川内倫子写真展 やまなみー自分が自分であるだけでいい場所』を開催します。
滋賀県長浜市の商業文化施設「湖のスコーレ」にて、3月30日(水)から5月8日(日)まで。
写真家・川内倫子さんがアール・ブリュットの才能が集う場所として注目を集める滋賀県の福祉施設〈やまなみ工房〉に通いつづけ日常風景を撮影、3年をかけて完成させた最新写真集『やまなみ』(信陽堂)からの作品約30点を展示します。
会場は、昨年末にオープンしたばかりの商業文化施設〈湖のスコーレ〉。「ストア」「ギャラリー」「醸造室」「チーズ製造室」「喫茶室」「図書印刷室」などから構成された、「琵琶湖」のほとりの暮らしの知恵を学び楽しむ空間です。
<展覧会情報>
『川内倫子写真展 やまなみー自分が自分であるだけでいい場所』
会期:2022年3月30日(水)~5月8日(月)※火曜定休日
会場:湖のスコーレ文化棟2階ギャラリー(滋賀県長浜市元浜町13-29)
主催:湖のスコーレ
協力:川内倫子事務所、やまなみ工房、信陽堂
<関連イベント情報>
『やまなみ』写真展関連トークショー
川内倫子さん(写真家)
山下完和さん(やまなみ工房施設長)
丹治史彦さん(信陽堂)
日程:2022年4月16日(土)
時間:13:30~15:00(13:00会場受付開始)
参加費:¥1,500-/人・席
※未就学児は無料
申込み:湖のスコーレHP内にて申込み事前決済
https://www.umi-no-schole.jp/items/60553751
※当日、トークショー終了後に会場で写真集をご購入いただいた方にサイン会を行います。
プロフィール:
川内倫子 Rinko Kawauchi
1972年、滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年に第25回ICPインフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011年)、『あめつち』(2013年)、『Halo』(2017年)など。近刊に写真集『Des oiseaux』『Illuminance: The Tenth Anniversary Edition』『やまなみ』『橙が実るまで』(田尻久子との共著)がある。2022年10月8日より東京オペラシティアートギャラリーで個展を開催予定。
山下完和 Masato Yamashita
1967生まれ 三重県伊賀市在住 社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房施設長
高校卒業後、様々な職種を経た後、1989年5月から、障害者無認可作業所「やまなみ共同作業所」に支援員として勤務。
その後1990年に「アトリエころぼっくる」を立ち上げ、互いの信頼関係を大切に、一人ひとりの思いやペースに沿って、伸びやかに、個性豊かに自分らしく生きる事を目的に様々な表現活動に取り組む。
2008年5月からはやまなみ工房の施設長に就任し現在に至る。
丹治史彦 Fumihiko Tanji
1967年宮城県塩竃市出身。東京都在住。編集者、信陽堂代表。高校卒業後、リブロポート、メディアファクトリーでの書籍、雑誌の編集を経て2003年アノニマ・スタジオ設立。「ごはんとくらし」をテーマに本やイベントを手がけ、高山なおみさん、細川亜衣さん、内田真美さん、早川ユミさんらの本を出版。2010年より信陽堂編集室として活動。滋賀県近江八幡市の菓子舗たねやグループの広報誌〈ラ コリーナ〉のディレクションを担当。2020年より自社での出版をはじめる。