【ファッション業界の環境負荷を解決する】新開発のアップサイクル素材を使ったサステイナブル家具を発表します
~環境負荷を閉じ込め100年愛せるものに生まれ変わらせる~
株式会社beero(本社:東京都渋谷区、代表取締役:越島悠介)は、「『誰もが誰かのヒーローになれる』を実現する」というビジョンのもと、2020年4月に創業され、その一つのミッションである「環境に配慮した生活を誰もが選択しやすくするために、新しいcoolな選択肢を生み出す」ために、ジーンズの製造工程で大量に破棄されるデニムの端材を綿状に戻し、紙繊維と混ぜ合わせ、和紙の製造工程で使われている紙漉きの技術でシート状にし、それを樹脂で固めることで、全く新しい色彩、全く新しい風合いのある素材を開発いたしました(特許申請中)。当社のものづくりの第一弾として、その素材を活用した家具ブランド「urgent undo」を2021年11月18日に発表いたします。
ブランド名を「urgent undo」と名付けた理由
昨今世界では、地球温暖化や環境問題の深刻化により、サステナビリティを推進する動きが増えてきました。しかし日本では、まだこの価値観が浸透しきっていないように感じています。その理由の一つに「欧米から入ってきた新しい価値観」という捉え方をしているからというのがあるのではないかと考えます。しかし、日本語にしか「もったいない」という言葉がないように、本来であれば古くから日本人に慣れ親しんだ価値観こそがサステナビリティです。その価値観に早急に立ち返り、これまで続けてきた「環境負荷を巻き戻すようかのようなモノを生み出そう」という想いを込めて「urgent undo」と名付け、今後ものづくりを進めてまいります。
この素材が誕生した背景
デニムに限らず、衣類は製造工程の中で多くの環境負荷をかけて作られています。そして近年ではファストファッションなどで安価な衣類が大量に生み出される中で、買い替えのサイクルも短くなっており、多くの衣類がリサイクルされずに廃棄されています。それは一日あたり約1,300t にも上り、そのうちの95%は焼却処分になっています(環境庁調べ)。この社会課題を解決する一つのソリューションとなるよう開発したのが今回の素材です。廃棄され、焼却されれば二酸化炭素となって空気中に戻ってしまうものを大気に戻さないように、固めて閉じ込め、それを100年でも使いたくなる愛せるものにすることで、環境問題に貢献するだけでなくファッション業界のサステナビリティにも寄与できればと考えております。また世界的名工と称される戸沢忠蔵氏にも本素材の開発に携わって頂き、職人の技術との融合によって100年愛してもらえるものづくりが実現しました。
今後の展望
デニムに限らず、スーツやセーターなどを同様の技術で固めることには、すでに成功しております。
製品の幅を広げる事で、家具を買う人が自分の住環境に合ったものを選びやすくすることも様々な衣類のアップサイクルに取り組む目的です。さらに様々なファッションブランドとタイアップし、それぞれのブランドカラーが出たテキスタイルを廃棄してしまうのではなく、アップサイクルできるソリューションにしていくことを、もう一つの目的としています。
また環境問題に貢献できる規模の拡大のために、建築やインテリアのプロジェクトにも参画できるよう、大型サイズの製品開発や、ガジェットレベルのサイズでも汎用できるよう、開発を進める計画です。
展示会の詳細
全く新しい色彩、全く新しい風合いのある石のような素材となっています。一つ一つの製品を一流の職人が丁寧に手作りするからこそ実現できたこのアートワークを是非一度ご覧ください。
「DENIM × 和紙 × Sustainable」
日時:2021年11月18日 ~ 2021年11月23日 11:00 ~ 18:00
(18日、19日 プレス及び関係者デー)
場所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー内
リビングデザインセンターOZONE 5F 特設会場
株式会社beeroについて
会社名:株式会社beero
所在地:東京都渋谷区東1−13−1−410
代表者:越島悠介
設立:2020年4月22日
URL:https://beero.co.jp/
事業内容:
(1) 情報通信及びインターネットによるサービス提供
(2) アプリ開発
(3) 社会貢献活動
(4) 事業投資
(5) 小売及び物販
(6) 運送業
(7) 商品の開発及び販売
(8) 前各号に附帯又は関連する一切の事業
【お問い合わせ先】
urgent undo
e-mail:contact@urgentundo.co.jp
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