のりみたいに巻いて&切って使える! シート状野菜「ベジート」って?

市川
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子どもが同じ幼稚園に通っていたことがきっかけで知り合った石井さん、田中さん、原田さん。ご近所に住んでいるため、子どもが小学生になった今でもママ同士でランチや買い物に出かけているそう。3人とも料理が好きなので、SNSで話題の食材やレシピをこまめにチェックして情報交換を行っています。そんな3人がいま注目しているのが、野菜の栄養がぎゅっと凝縮されたシート状の食材「ベジート」です。

野菜をシート状にした食材「ベジート」
ベジートとは、サイズの違いや傷などで規格外になってしまった野菜をペーストにし、シート状に加工したもの。のりのようなパリっとした食感と野菜そのものの甘みが特徴の新しい食材です。野菜と寒天からできているので、食物繊維も豊富に含まれていてヘルシーなのも特徴。

(左上から時計回りに)ベジート にんじんシート5枚入、かぼちゃシート4枚入、ほうれん草シート4枚入、とまとシート4枚入、だいこんシート5枚入 各¥350

味はにんじん、かぼちゃ、ほうれん草、とまと、だいこんの5種類。にんじんシートは1パック5枚入りで約3本分のにんじんが含まれているというから驚きです。苦味が一切ない優しい味なので、野菜嫌いな子どもを持つママたちにとってのお助け食材として大人気。

ベジートの大きさは約20×20cm、厚みは約0.01mm。売られているときは乾燥している状態なので指でパリっと簡単にくだけます。

使用するときは、大きめのお皿の上に濡らしたキッチンペーパーとベジートをのせ、シート全体を霧吹きで湿らせます。水分を含ませてシートがモチっとした食感に変化してから料理に使用するのがおすすめです。

今回は「ベジート」を使ったアレンジレシピをご紹介します。

おすすめアレンジレシピ!
【1】カリフォルニアロール

巻き寿司ののりの代わりにベジートを使って、カリフォルニアロール風に! 具はきゅうりやカニカマ、玉子のほかにアボカドやサーモンを入れても美味しく仕上がります。「ベジートはごはんにぴたっと密着するので、のりと同じような感覚で使えますよ」(原田さん)

【2】ゆめかわ風デコ弁

クッキーの型を使ってベジートを型抜きします。お弁当のごはんの上にそのまま飾るだけで「ゆめかわ風デコ弁当」の完成です。「茶色のおかずが多くなってしまったときに、ベジートをのせるだけで彩りがプラスできるんです。時間がない朝でもパパッと手軽に華やかなお弁当になるので助かっています」(石井さん)

【3】ピンチョス風ミニサンドイッチ

小さくカットしたサンドイッチ用の食パンとハム、スライスチーズ、お好みのベジートを重ねてミルフィーユ風に。「ひとくちで食べやすいのでパーティにもぴったり! ベジートの色がテーブルを華やかにしてくれます」(田中さん)

石井さんもいろいろアレンジレシピを研究中なんだとか。
「乾燥した状態のまま指で砕いてふりかけにしたり、餃子や春巻きの皮と重ねて具を包んでもおいしいですよ。また、ベジートには寒天が入っているので、小さく切って煮るとジュレ状になり野菜ゼリーも簡単につくれます」(石井さん)

まるでのりのような新感覚の食材「ベジート」。パーティやお弁当、ふだんの料理にも大活躍です。ぜひいろいろなアレンジを楽しんでみて!

【お問い合わせ先】
広研
http://vegheet.jp/

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撮影/志波慎寿介 取材・文/丹下紋香

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