ときどきいただく感想やご意見の中に、「テーマはどう決めているのですか」という質問があります。この号のテーマは、「人見知り」。このときは、湘南の海号のときのインタビュー中に出てきた何気ないエピソードから、このテーマをいつかやってみたいと思い、決めたのでした。そう考えると、撮影場所や撮り方、テーマなども最初からルールのようなものはなく、回を重ねるごとに、チームの皆で意見交換しながら決めてきたように思います。ひとつずつ、コツコツ手作りしてきた連載、佐藤アツヒロさんの「こじらせ男子でなにが悪い」。今週も1周年を記念したプレイバック号をお届けします。
2019年9月号
あじさいが綺麗な季節の撮影でした
季節が梅雨だったのもあり、雨のリスクを避けて屋内で撮影できるところ。かつ、今までとはちょっと違った雰囲気で撮ってみたい。大人の男性感を出すにはどんな感じがいいだろう? と考え、いくつか都内の小料理屋さんを候補に挙げ、快くOKを出してくださった代々木上原の「やまもと」にて撮影することに。撮影当日は貸し切り状態にしていただき、こちらのメインカウンターを撮影場所に、脇にある小部屋をお着換え場所に使わせていただきました。
こじだん裏話⑧
グラス片手に撮影を
通常のMart撮影では「ラフ」といって、どこに写真と文章が入るか設計図のようなものを事前に作るのですが、こじだん連載の場合は写真をその場でいろいろ撮ってみよう!という挑戦度も高いため、この号からラフはざっくり。実際、カウンターでの撮影時も、誰かを待っている感じ、誰かと話している感じ、突然のトイレ待ち(これは流れでそんなシーン撮影となりました)など、いろいろやってみた記憶があります。
こじだん裏話⑨
謎の”刑事”登場
静かな店内で、ふとアツヒロさんが刑事ドラマのくだりを話し始めました。現場にあたたかい笑いが溢れ、そのお話の結末がどうなるか一同聞き入ることに。きっとこの号の撮影は、どこか「演じる」という要素も入れていただいていたのかもしれません。そして……、結局その事件が解決したのか⁉に関しては、無事に犯人逮捕となったのでした。
こじだん裏話⑩
大人デートの極意
撮影/ATSUHIRO SATO
グラスに入った氷の「カラーン」という音が店内に小さく響き、メインカットも順調なすべりだし。キリっと冷えた飲み物に、海鮮の小鉢をつつきながら、ときどきカメラに見せる、はにかんだような笑顔。隣に座ってちょっとお喋りしている感じを出そうと、カメラマンさんが正面とサイドから両方寄って撮影してくださいました。
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(こちらは、小料理屋号の2019年9月号)
※先週の裏話は、10月号の内容でした……。お詫びし、訂正いたします。大変失礼いたしました。
裏話プレイバックシリーズは
毎週土曜11時に更新します
裏話に入らなかった未公開写真を含め、当時を振り返りながら記事をまとめていきます。どうぞお楽しみに!
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