【徹底取材】Francfrancは”コロナ禍”にどう立ち向かっている?

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE


家のインテリアを考えるとき、絶対はずせないFrancfranc。テーブルウエアやディスプレー小物のほか、家具や寝具までトータルでコーディネートできる数少ないブランドです。この新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言下での現状について、株式会社Francfranc PRの深沢綾さんにお話を聞きました。

外出自粛要請下での店舗への影響について教えてください

「緊急事態宣言の発令を受けて、4月8日より発令地域の店舗(Francfranc 青山店を除く)を当面の間臨時休業としております。臨時休業店舗・営業時間変更につきましては、下記からご確認いただけます。なお、Francfranc オンラインショップは24時間オープンしております」とのことです。

緊急事態宣言に伴う臨時休業・営業時間変更のお知らせ

臨時休業店舗一覧(5/6現在)

オンラインショップ

来客数、売り上げの変化はいかがでしょうか

「店舗の営業自粛もあり店舗での売上は減少している一方、オンラインショップでの販売は大幅に伸長しております。接客以外のPOP掲出や各施設のブログ、ショップニュースへのオンラインショップURL掲出などからオンラインショップへの流入が多くなり、 外出自粛の状況下でオンランショップ利用に対しての関心が高まっていると感じています」と前出のPR担当深沢さんは話す。

売り場として特に悩ましいことは何でしょうか?

「施設休業により再開など予定が見えず計画がたてられないことです。また、営業を継続できる店舗が少ないため、お客様ご安心して買い物をしていただけるように完売商品中心にオンラインショップでの購入や予約をご案内しています」

リアル店舗での営業活動が大幅に制限される一方、いち早くオンラインショップのPRに注力し、その効果が現在の販売増につながっているようです。

Francfrancに期待してくれているファンに今伝えたいことは?

「長い時間を過ごす自宅を充実させることで、毎日の生活が楽しいものになると考えています。Francfrancのアイテムで、皆様のおうち生活が少しでも素敵で楽しい時間となるようお手伝いができたら嬉しいです」

そう語るPR担当の深沢さんに、今で売れている商品を教えていただきました。ぜひチェックしてみてください。

WEB会議やWEB飲み会で映る背景がおしゃれに変身!

リムーバブルウォールペーパー 柄 :¥2,546(税抜) 無地:¥2,273(税抜)

 

モノクロ アートボード5枚セット¥2,546(税抜)

「ビデオ会議やZoom飲み会で家の中を見せる機会が増加していることを背景に、画面に映る自分の背景を簡単おしゃれに見せられるアイテム(アートボードや壁紙)が伸長しています。」


アートフラワー リアルタッチ チューリップ ¥364(税抜)

「アートフラワーやアートグリーンが全般伸長しています。アートプランツで色を取り入れることで気分が明るくなります。特に、このチューリップはとてもリアルで可愛いと人気です」

テレワークをアシストしてくれる雑貨の人気急上昇!

チック ステンレスタンブラー ¥2,038(税抜)

珪藻土 マトラッセ コースター ¥410(税抜)

セディア シートクッション ¥1,819(税抜)

チック ステンレスタンブラー ¥2,038(税抜)珪藻土 マトラッセ コースター ¥410(税抜)セディア シートクッション ¥1,819(税抜)

「自宅での仕事を快適にするアイテムが人気です。チック ステンレスタンブラーは、真空二重構造で温度をキープできる蓋付のタンブラー。珪藻土コースターは、グラスからでる水滴を吸収する力がアップしました。自宅で作業する人が増えたこともあり、コースター全般が伸長しています。自宅にデスクがない人もおり、床に直すわり(ローテーブル)する人も多い中、弾力のある低反発シートクッションは、すわり心地を楽にしてくれるので人気です」

SNSやインスタグラムでも発信中!

「SNSでは「#おうち時間」「#おうちごはん」「#おうちカフェ」のハッシュタグをつけ、家での時間を楽しむ提案を積極的に実施しています。また、Instagramアカウント(@Francfranc_life)では、「#うちを飾ろう」のハッシュタグをつけて投稿してくださった皆様のコーディネート投稿をご紹介しています」


全国の多くのFrancfrancの店舗が臨時休業となっている厳しい状況の中で、オンラインショップの売り上げは大幅に上昇。それは、店頭で安心して買い物が楽しめないファンのために、オンラインでのショッピングをPRしたことで功を奏した結果ではないでしょうか。不自由な生活を強いられている時だからこそ、改めて私たちに寄り添ってくれるブランドだと実感しました。

【この記事もおすすめ】
【徹底取材】無印良品は“コロナ禍”にどう立ち向かっている?
【徹底取材】アフタヌーンティー・リビングは”コロナ禍”にどう立ち向かっている?
【徹底取材】PLAZAは”コロナ禍”にどう立ち向かっている?

記事構成/Mart編集部

 

- 関連記事 -

    マガジン
    Mart2024春号
    2024年3月28日発売
    ¥980
    マガジン
    Mart2024春号
    2024年3月28日発売
    ¥980