タイ在住サッカー選手妻・中村明花さんが語る「休園中はオンラインで自宅授業」

サッカー選手である夫（細貝萌選手）の移籍に伴い、タイで子育てをする中村明花さんが、子育てをつづるWEBコラム。
前回は新型コロナウィルスの影響で幼稚園が無期限で休園になったことを教えてくれました。（前回の記事はこちら→★）今回は、休園中のオンライン授業について。授業を受けるための設定に夫婦で苦労したそう。そして授業の充実ぶりにもびっくり！

娘のオンライン授業1日目

娘が通うインターナショナル幼稚園は、新型コロナウィルスの影響で無期限休園となりました（4月2日現在）。
でも、この園では園と自宅のスマホなどをつないで、オンラインで授業をしてくれることに。
そのためには英語の指示を理解し、各種設定をしなければならないのですが、これが本当に難しくて、初日はとんでもなく疲れました（笑）
英語の指示はどうにか調べたり、英語を話せる夫に聞きながらクリアできたのですが、アカウントをつくって接続して、指定されたサイトに飛んで、次はこっちのサイトに登録して……という、詳しい人ならスイスイできると思いますが、苦手な私は全くわかりませんでした（笑）
ちなみに夫も機械音痴だし、こういったことは苦手なので、英語は読めてもちんぷんかんぷん（笑）
夫が先生に質問したり、同じクラスのママ友に聞きながらどうにか接続でき、無事終わりましたが、スマホと睨めっこしながらも、たくさんある課題をこなして、その合間に夫と娘の朝食や昼食をつくって、と、本当にバタバタでした(/_;)

先生たちのおかげで充実の授業

オンライン授業は、先生たちが撮ってくれた動画を見ながら進めます。
毎朝園でやっている体操や、ダンスをする先生の動画を見ながら一緒に体を動かしたり、動画に合わせて工作をしたり、歌を歌ったり、絵本を読んでくれるのを見たり。
「気分はどうですか？」という授業では、先生が園と同じように授業をしている動画を見ます。見終わったら、動画内の先生と同じように、親が子どもに「How are you feeling？」と聞いて、子どもが答える動画を撮り、クラスの共有サイトに貼り付けるところまでが授業。
すごく工夫されていますよね^ ^
毎日違う内容を撮って編集するのはとても大変だろうに、本当にありがたい。
離れていても先生たちの愛情が伝わってきて、母目線でこの幼稚園がもっと好きになりました^ ^
そして、設定は大変だったけど、朝から娘と一緒に体操をするのは身体がのびて気持ちが良かったし、英語を学べるのもなかなかいい‼
毎日休みだと何をしようか迷ってしまうので、やることがあるのは正直助かるし、遊びながら学べるプログラムを知ることができるのも嬉しいです！
機械は少しずつ慣れていくはずなので（きっと。笑）苦戦しながらも楽しみながらやっていこうと思います^ ^
急に決まった長期のお休みですが、これはこれで思い出に残る園生活になりそうだなぁと思っているところです。

毎日楽しく課題をやっています。これは色のお勉強。楽しくつくって学べる課題が必ず取り入れられています。

娘が楽しそうにやっていると「パパもやりたいなぁ」って参加してきたりします(笑)

毎朝の日課『How are you feeling』をやっているところ。幼稚園でも毎日やっているのか「happy、angry、sad、sleepy」と英語をスラスラと言えて、家では見られない娘を見られるのも嬉しいです！

中村明花さん／1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する3歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずに飽きたら“タイの知恵”」を連載中。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気！

★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/

構成／長南真理恵