夕方から夜にかけては、一日のなかでも特にバタバタして大変な時間。そんな夜の習慣である「ナイトルーティン」のなかで、中村明花さんが実践している「家族のつながりを大切にするための習慣」を教えてもらいました。
Q.疲れを残さないためにしていることは?
A.娘につき合いながらじっくりお風呂に入っています
娘はお風呂が大好きで1時間近く入ることも。私はシャワーで済ませることが多かったのですが、娘のおかげで湯船に入り疲れをとる習慣ができました。バスアイテムは香りが好きなタイのカルマカメットのジョイシリーズで統一。
Q.お子さんと必ずすることはありますか?
A .1ページだけいっしょにドリルを解いています
娘が寝る前に、必ずいっしょにお勉強ドリルを1ページやるのが日課です。今はひらがなとか簡単な計算などのドリルですね。一日の最後に同じ時間を過ごすことで、お勉強をしつつもおしゃべりを楽しむひとときにもなっています。
Q.自由時間が できたときは何をしていますか?
A.これをしなきゃ! というよりは頭を休めています
夜に空いた時間があっても、「時間ができたからあれをしよう!」と詰め込む性格ではないので、頭をゆっくり休めるようにしています。のんびりおやつを食べたり、YouTubeを観たりして、ゆったり 過ごすことが多いですね。
別々のことをしていても、家族で同じ空間にいることで安心します
サッカー選手の夫と5歳の娘と3人で暮らす中村さんが、夜のうちに掃除をするようになったのには、きっかけがあったそう。
「以前タイで暮らしていたとき、住んでいた場所が家の中にも虫が出るような地域でした。そのため食べた食器をシンクにそのままにしておくと、翌朝に虫がついて大変なことに! それがイヤで夜のうちにすべてきれいにしておく習慣が、今はルーティーンとして残っています」
特にシンク掃除にはこだわりがあり、毎日磨いて水気を拭き取るのだそう。さらに、サンドペーパーやステンレスクリーナー、クリームクレンザーで、月に一度は磨くのだとか!
常に家族いっしょで仲良しなイメージの強い中村さん一家ですが、意外にも夜はそれぞれが思い思いの時間を過ごすことも多いそう。
「家族が同じリビングにいるのですが、それぞれ読書したり、おもちゃで遊んだり、テレビを見たりと違うことをしている時間も多いんです。一人時間を楽しむのがみんな上手なんですよね。でもいっしょの空間にいることで安心感があり、バラバラなように見えても家族にとってこの時間は大切なんです」
また、ごはんを一人で食べることのないよう、工夫もしているよう。
「夫の帰りが遅く娘と夕食の時間がずれるときは、私はごはんを半々に分け、半分は夫と、半分は娘とごはんを食べています。見ていると私も食べたくなるし、1人ではさみしいので、いっしょがいいですよね」
中村明花さんPROFILE
1986年生まれ、千葉県出身。モデルとして活躍しながら、5歳の女の子を育てている。調理師免許、薬剤コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持つ。Instagram⇒@sayaka_nakamura3
撮影/平林直己(BIEI) 取材・文/酒井明子 編集/倉澤真由美 WEB構成/長南真理恵
Mart2022年2月号
「ナイトルーティーン」は楽しい明日のためにある! より