篠田麻里子さんが語る「母になった今、思うこと」

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令和の現在の良妻賢母のあり方を探る連載、「ゆる良妻賢母」。今回、お話をうかがったのは、1歳6カ月の娘さんを育てる篠田麻里子さん。妻として、母として、自分自身について、お話しいただきました。

なんでも「ダメ」ではなく挑戦させることも大切

母として… …
「子どもの声をちゃんと聞いて“ほかと比べない”を心がけています」


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1歳6カ月の娘は、活発で人見知りをしない子で、児童館でも自ら友達に近づいていくタイプです。子育てで心がけているのは、〝なんでも「ダメ」ではなく、まずチャレンジさせること〞。例えば〝自分でごはんを食べたい〞〝靴を履いてみたい〞と言ったときには、まだ早いかなと思っても、とりあえずやらせてみる。それで失敗してもいいんです。いつか自然とできるようになるし、そうすることで、自分で考えて決断する力が身につくと思っています。その結果、将来、自分のやりたいことを自分で選べる人になってくれたらいいですね。私も娘が自分のペースで進めていることに、イライラせずに、歩幅を合わせられるようになりました。
私の母がそういう人で、常に子どもにどうしたいかを考えさせ、意見を聞いてくれました。与えるのは簡単ですが、将来のことを考えると、失敗しながらも学んでいけるほうがいいという思いからだったようです。
また、ほかの子どもと比べないということも心がけています。私自身は仕事柄、人と比べられることが多く、ストレスになることもありました。それを家族である親にされると、いやですよね。私と夫は娘のいちばんの味方でありたいなと思います。

娘とはふたりで女子旅をすることも♡

温泉や海に行って、たくさん思い出をつくるようにしています。

絵本は月齢より少し先のものを買います


『わたしのワンピース』は個人的に好きな絵本で、夢のあるお話。娘も気に入っています。

篠田麻里子さんの「ときめく」 はひとり時間のインプット!


家族との時間も大切ですが、ひとり時間も私にとっては大事。独身のときとは違い、今はプライベートの時間がなかなか取れないため、よりひとり時間に感謝できるようになりました。ひとりの時間を楽しめるからこそ、人生が楽しめる♡ 誰かがいないと楽しめなくなってしまうと、結局なにも楽しめないと感じています。ひとりで自分を楽しませることができれば、誰かに依存する必要もなく、イライラもしなくなります。そういう時間は雑誌を読んだり、お茶をしたりしながら、ボーッとすることが多いです。考えを整理することで、自分を見つめることができ、リフレッシュできます。

<PROFILE>
篠田麻里子さん
1986年生まれ、福岡県出身。AKB48の元メンバー。女優として、テレビ、映画、舞台と活躍の場を広げている。現在はYouTubeチャンネル「篠田麻里子ん家」をはじめ、日本マザーズ協会公認【子育て応援・ママ応援大使】など、母親目線からの仕事も多数。

Mart2021年11月号 憧れのあの人も「ゆる良妻賢母」! vol.6 篠田麻里子さん より

撮影/平林直己(BIEI)  スタイリング/根岸 豪 ヘア・メーク/松本智色取材・文/酒井明子  編集/菊池由希子 WEB構成/上原奈緒

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