乙葉さんが語る「娘とわたしのコミュニケーション法」

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中学1年生の娘さんを持つ乙葉さん。夫である藤井隆さん譲りの読書家だという娘さんとは、本や手紙を通してコミュニケーションを重ねているのだそう。一家の末っ子的存在である愛猫についてもお話をうかがいました。


▼前回の記事はこちらから▼
乙葉さんが語る「結婚して16年。夫・藤井隆さんとの優しい時間」


たくさんおしゃべりして娘の気持ちをもっと知りたいと思います


乙葉さん

1981年生まれ、長野県出身。女優、タレント、ナレーションなど、幅広いジャンルで活躍中。プライベートでは中学1年生の娘の母。夫はお笑いタレントの藤井 隆さんで、2015年「いい夫婦パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

衣装/シャツ¥30,800(ニアーニッポン/パリゴ丸の内店)デニム¥22,000(ヤヌーク/パリゴ丸の内店)ピアス¥11,000(Jouete)※価格はすべて税込みの総額表示。

読書やスイーツタイムは娘との大切なひととき

夫から読書の楽しさを教えてもらった娘は本が大好きで、家ではずっと本を読んでいます。小さいころから書店によく行きたがり、誕生日プレゼントにも本を欲しがるほど。私自身はほとんど読書をしなかったのですが、娘に教えてもらっておすすめの本を読むようになりました。今では本の感想を話すのが、ふたりで過ごすいい時間になっていますね。

夫が娘をひとりの人間として尊重するように、私も親だからと意見を押しつけず、できるだけ娘の気持ちを汲んだり聞くように心がけています。言葉というのは心に残るものなので、言葉選びには特に気をつけていますね。

娘が気持ちを話しやすいような環境をつくることも意識。甘いものを食べているときは本音を話しやすいようなので、カフェに行くなどしてふたりの時間をつくり、「いつでも味方だから心配かけるからと思わず、我慢せず話してほしい」という気持ちを伝えています。

いつまでも心配ですが、親が気づかぬうちに悲しいときでも自分で立ち上がり、前を向けるようになっていて成長を感じます。私よりも知識が豊富で、知らないことをいろいろと教えてくれることもありますが、「ママはそのままでいいよ」と個性として認めてくれるところがうれしいですね。

手紙のやり取りが母娘のいいコミュニケーションに

娘が2歳のころから、お手紙を書いて渡してくれています。今ではうれしかったことや感謝の気持ち、大好きだよと手紙を通して伝えてくれるように。私も返事を書いて渡していて、それがいいコミュニケーションになっていますね。仕事のときは娘が送ってくれるメッセージが、力になります。

娘さんおすすめの本のなかでも印象に残った2冊

本は娘からおすすめされたなかでも印象に残った2冊。『夜空の下で』はふつうの人々の日常を描いたコミックエッセイですが、娘から「いろいろな人生や生活を見てほっこりした」と聞き、考え方が大人だと驚きました。『毒』は表紙からは想像できないダークな内容で、そのギャップが衝撃的!

愛ネコとの癒し時間にときめきます♡

推定3歳の我が家の愛ネコ♡ 昔、実家で犬を飼っていて亡くなってしまったときの別れが悲しく、ペットを飼うことに躊躇があったのですが、保護ネコを迎え入れることにしました。ネコは娘にいつもべったり。まるで弟のようで、我が家の末っ子的存在です。かわいいポーズやクールな表情に、みんな毎日メロメロです。

 

撮影/平林直己(BIEI) スタイリング/奥田ひろ子 ヘア・メーク/佐々木 篤(グルーチュ) 取材・文/酒井明子 編集/菊池由希子 構成/Mart編集部

2021年5月号
憧れのあの人も「ゆる良妻賢母」!Vol.3より

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