時代の変化とともに、とらえ方が変わってきた「良妻賢母」。今の時代の自分としてのあり方や、家族との暮らし方とは? 今回は、優木まおみさんにお話を聞きました。
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私が救われたピラティスで同じ悩みの人を助けたい
トップス¥8,000、レギンス¥12,000(ともにJulier Yoga and Relax)
4年ほど前になりますが、次女の出産後に肩こりや腰痛がひどく、体はもちろんメンタルもつらい時期がありました。そのときに助けられたのがピラティスです。試しにレッスンを受けてみたら、たった1回で体がとても軽くなり、心もデトックスされて気分が明るくなっていました。
産後に自分と同じような悩みを抱えている人って、口に出さないだけで多いと思うんです。そういう人たちの体や心を、自分が助けられたようにピラティスを通して元気にしてあげるのが目標! オンラインなら育児をしながらでも参加しやすいのではと思っています。
40代になり、もちろん衰えていく部分もありますが、人生は戻れないので進むのみ!いろいろ挑戦しながら、いつまでも凛としていたいと思います。
自宅のトレーニングルームから配信
自宅の1室をピラティスルームにしたので、子どもが起きる前や寝たあとの時間を利用して、配信レッスンをすることができます。愛用のストレッチローラーは、かなり気に入って同じものをいくつか購入。現在は、 「resizestyle」オリジナルグッズも考えています。
優木まおみさんの「心と体が整うピラティス」
【1】おなかに効くピラティス
年齢を重ねるにつれ、ついた内臓脂肪を落とすのが難しいおなか。体幹やインナーマッスルを鍛えることができるピラティスなら、おなかダイエットに効果的! まずは1のポーズをしっかりできるようにがんばりましょう。
①うつぶせになったら手を組み、肘をついて体を押し上げる。脇を締め、背中を真っ直ぐにする。恥骨をぎゅっと締める。
②マットと平行になるように、左脚を股関節のほうに引き寄せる。同じように右脚も寄せ、左右交互に行う。8~10回ずつ、2セット行って。
【2】二の腕・脇の下に効くピラティス
冬の間にこっそり細くしたい、二の腕や脇の下のライン。このエクササイズは細くするだけでなく、体を伸ばして筋肉をほぐすのにもぴったり。引き締まった二の腕、美しい脇の下のラインを目指すことができます。
①坐骨(ざこつ)がマットにつくように、足を組んで座る。左手で右肩を触り、右手で左手の肘をつかむ。
②息をはきながら、お尻は床につけたまま、上半身を右に傾ける。5回行ったら逆サイドへ。2セット行おう。
優木まおみさん
女性誌のモデルをはじめ、バラエティー番組や情報番組のコメンテーターとしても活躍中。2人の女の子を育てる母。昨年の春より自身もピラティスの講師を務める、オンラインフィットネスサロン「resizestyle」を主宰している。
撮影/平林直己(BIEI) スタイリング/黒澤圭子 ヘア・メーク/中島由起子 取材・文/酒井明子 デザイン/尾崎利佳(Phrase) 編集/菊池由希子 WEB構成/富田夏子
Mart2021年3月号
憧れのあの人も「ゆる良妻賢母」!
Vol.2 優木まおみさん より