自分が納得できるかどうか!私の「家事削減」リスト〜Martist片岡牧子さん〜

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やってもやっても終わりが見えない家事。「ひとりでやるのはもう限界!」と感じている人もいるのでは? そこで、Mart読者のさまざまな家事削減の工夫をご紹介。完璧を目指すより、笑顔で過ごすことを選んだ賢者たちのアイデアから学べることがきっとあるはず!

片岡牧子さんが納得して割り切った私の「家事削減」リスト


Martist片岡牧子さん
整理収納アドバイザー。フルタイムの会社員で、夫と中学1年生の息子、小学5年生の娘、愛犬の4人+1匹暮らし。機能的にまとめられた自宅インテリアは Martにもたびたび登場。

私がやるより機械のほうがきれいになるならそれでいい
家事を合理化し、できる人がやるスタイルが主流です

取捨選択をし、メリハリをつけて家事を行うようにしています。行動の基準は、「自分も家族も幸せになれること」。便利アイテムに頼ることで、誰にも不都合がないのならそれでよし!ママの心に余裕があると、家の雰囲気が明るくなりますよね!

家電や市販アイテムを活用!自分でやることにこだわらない

「自分でやらなくても問題がないもの」は、家事削減の第一候補。迷わず、機械や便利アイテムに頼ります。効率だけではなく、クオリティもアップ!

■頑張るのは水回りだけ


水分をこまめに拭き取ってきれいをキープ。「定期的にプロに掃除を依頼しているので、普段の掃除は多少甘くてもOK。すると心の余裕につながる」

\吸水力がすごい!/

台ぶきんとしても使えるセルロースのスポンジ。シンクもワークトップも、これ一つですっきり!

■食洗器&乾燥機を活用

洗濯乾燥機で、タオルがフワフワ! 食洗器は手洗いよりも確実にきれい。機械が働いている間に、自分は別のことをして効率アップ。

■無理して自炊しない

忙しいときに便利なお助け食品は、スタメンを決めて常備。「本当にどうにもならないときは、迷わずテイクアウトかUberします(笑)」

\オイル缶と野菜をグリルするだけ/

オイル漬けの魚の缶詰を使用。魚と野菜を、缶詰のオイルと一緒に耐熱容器に並べてオーブンで焼けば、アヒージョのような一品に。


具材を切るだけで味つけいらずの薬師庵の豆乳鍋スープは、 急ぎのときに重宝しています。昆布風味のやさしい味で、 そのまま飲んでも美味しい!

みんなが暮らしやすいやり方に常にアップデート
ルールを決めるのをやめた

家族の行動を観察して、収納や物の置き方を日々工夫! みんなにとっての使いやすさを追求することで「あれどこにある?」と聞かれる負担を減らします。

■物の場所を固定しない

書斎の引き出しの文房具を、 使うシーンが多い場所へと出張させています。「ペンは、リビングとキッチンに1本ずつ。本数を限定しておくことで、家族も必ず戻してくれるようになりました」

\文房具は適宜使いやすい場所へ出張/

ココが本拠地

リビングへ

キッチンへ

■収納は戻しやすさを考慮

キチキチに詰め込みすぎないことで、出しやすく、戻しやすい収納が実現。戸棚や引き出しの中は、種類ごとに整然と並べています。

カトラリー類は、ダイニングテーブル脇にスタンバイ。「手伝って」と言いやすい!

カトラリーの種類は増やさない

違う種類のお皿は重ねない

■掃除用具はスタメンを決めない

この場所はこの掃除道具と決めず、すぐに手に取れるモノで、気づいたときにささっとお掃除。習慣にすれば、いつでもきれい。

\どんな場所もコレ1本/

ペットが舐めても安心で、拭き取り不要なアルカリ洗浄水をどこでも愛用。

脱・雑巾! 飲食店でもらう使い捨てのおしぼりが、拭き掃除に活躍。洗う手間もいりません。

キッチンで使っている手拭き用のタオルを洗濯する前に、水栓金具をもうひと拭き!

撮影/中林 香 取材・文/田島えり子 構成/長南真理恵

Mart2021年2月号
“やめる”“シェアする”新しい価値観
笑顔でいるための「家事削減」リスト より

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コロナ禍で負担急増!野々村友紀子さんに聞く「今どき夫婦の家事シェア事情」

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