4人の子どものママとして奮闘する、辻希美さん。忙しい中でも、動画編集など楽しいことに次々チャレンジする姿は、見ている私たちをそっと元気づけてくれます。日々バタバタするなかで、理想とする家族像はありますか?とお聞きしてみました。
子どもの成長とともに変わった
夫婦の関係
家族のことを語っていただくのに、まずは夫婦関係は外せないと伺うと、「普段から気を付けていることは、ケンカをしてもお互いに感情的にならないことを意識しています」とのこと。「3人目が生まれてからは、協力して育児をしていくしかないと、夫の意識も大きく変わった気がします。感情的に言い合ってもなにも解決しないので、子どものことを第一に考えて話し合うように。冷静に言いたいことを話して、最終的にはお互い謝って仲直りをします。また、夫が毎日気持ちよく過ごせるように、”いってらっしゃい”と”ただいま”は顔を見て言うようにしていますね」
疲れた顔を見せない
母が私の理想なんです
「母は仕事と家事をしていて、私たちのことまで考えてくれるのに、疲れた顔を決して見せません。尊敬しているけれど、私には真似できないと思います。でも、誰かのために何かをしたい、という私の精神は母譲り。私も子どもに受け継ぎたいです」と仰る辻さん。お子さんと遊ぶときも、全力です。「子どもには感謝の言葉を伝える、友達を大切にすることをいつも教えています。将来は、自分にとって自信が持てることを見つけてくれたらうれしいです」
新しい挑戦が
好きなんです
動画編集も好きでご自身でやっているとのこと。「外出せず続けやすいのがいいなと、最近はYouTubeのお仕事が楽しいです。テーマは深く考えることなく、”とりあえず撮影してみる”がモットー。失敗して使えないものも多いのですが、チャレンジすることを大切にしています」
バタバタな日々の中で、時間をとってくださり語っていただいた、今回のインタビュー。家庭に軸足を置きつつも、ご自身としっかり向き合っていろいろなチャレンジをしてらっしゃる姿が印象的でした。
Mart1月号では、新連載「憧れのあの人も『ゆる良妻賢母』!」がスタートしました。時代とともに変化した、女性たちの本音の生き方をお聞きしていきます。どうぞお楽しみに!
撮影/平林直巳(BIEI)スタイリング/トリイクニコ ヘア・メーク/冨永朋子(アルール)取材・文/酒井明子