ふるさと納税コンサルタントの小野さんによると、「つくる」「育てる」「飼育する」など、各地の特色を生かした子どもの学びになる返礼品も豊富だそう。おうちにいながら親子で楽しくつくれるものを教えていただきました!
宮崎県都城市 「宮崎県産ヒノキ手作り箸キット」
寄付金額¥10,000
https://item.rakuten.co.jp/f452025-miyakonojo/aa-d901/
ヒノキを実際に触り、削って磨いて自分だけの箸と箸箱をつくることができるキット。ガイドブック付き。体験を通じて木育ができます。大人サイズと子どもサイズがあるので、親子でいっしょにつくるのもおすすめ!
【宮崎県都城市】
宮崎県宮崎市と鹿児島県霧島市の間にある、県の南西部に位置する市で、農業や農産加工業が盛ん。伝統工芸の都城大弓や全国和牛能力共進会内閣総理大臣賞受賞の都城産宮崎牛、焼酎の黒霧島などが有名。
今回体験したのは
佐藤まりあさん(39歳)、莉々香ちゃん(7歳)
初めてのマイ箸に子どもも大喜び!
ふるさと納税の返礼品には、子どもの学びにつながるものがいっぱい。なかには、「夏休みの自由研究」という特集を組んでいるポータルサイトもあります。今回、佐藤さん親子が返礼品で体験したのは、宮崎県産ヒノキを使った箸と箸箱づくり。大人サイズと子どもサイズがあるため、わからないところはお母さんに聞きながら親子でいっしょにつくることができます。
まずは、箸箱の蓋と本体がつながっている部分を割るところからスタート。子どもには難しそうでしたが、簡単に割ることができ莉々香ちゃんもびっくり! 箸箱をサンドペーパーで削る工程も「楽しい♡」と笑顔で行いました。
苦労したのは、箸の形をサンドペーパーで整えていく工程。箸先をものがつかみやすいように細く、全体を持ちやすいように角のない丸みのある形にするのが難しい様子の莉々香ちゃん。ママが「ここをもう少し削ってみるといいよ」と、自分の箸を見せて教えていました。
完成した箸と箸箱には二人とも大満足! 「ヒノキのいい香りがしました!」(まりあさん)、「乾かして早く使ってみたい!」(莉々香ちゃん)と大喜び。莉々香ちゃんにとって初めてのマイ箸。後日、きょうだいが使おうとすると怒るほど、お気に入りになりました。
教えてくれたのは
小野くみさん
ふるさと納税コンサルタント。ふるさと企画ポム・ポム代表。多数のメディアで活躍しながら、全国の自治体や事業者といっしょに返礼品開発、イベント企画なども手がけている。これまでに700本以上のふるさと納税ブログを執筆。
撮影/中林 香 取材・文/酒井明子 編集/倉澤真由美
Mart2023年夏号 「美味しい」「お得」だけじゃない 楽しみ、学べる!「ふるさと納税」 より