夏休みの一冊に。絵本「ちゅらうみのサンゴ」でエコについて考えてみた!

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この夏休み、おうち時間を充実させるために親子で楽しめる絵本はいかがでしょうか。絵本を一緒に読むことで豊かな時間を過ごせますよ。というわけで、この夏休みの一冊としてわが家が読んでいる絵本はこちらです。


「ちゅらうみのサンゴ」 Shusui/原案 佐々木一聡/絵 RUI/文 (光文社)
*親子でやさしい心を育むオリジナル4曲&読み聞かせ音源付き

さあ「さんごのふりかけ」をいっしょにさがしにいこう!

仲良し3姉妹、モーちゃん・ノンノン・レータンが、汚れてしまった海をもとの美しい海によみがえらせるという「サンゴのふりかけ」を探しに冒険に出発するお話。鮮やかな色使いと優しいタッチの絵が印象的です。

モーちゃんたちの冒険にわが家の子どもたちも大興奮!

仲良し3姉妹、モーちゃん・ノンノン・レータンはある日、浜辺でネコの海賊・ウルマに出会います。ウルマの海賊船に乗って、海へと出発するのですが、そこで見たのは元気のない海のサンゴたち。海の長老・リュウゾウに話を聞くと、海水温度が上がったことで海の生き物たちの住む場所がどんどん失われているというのです。キレイな海を取り戻すには「サンゴのふりかけ」が必要と知ったモーちゃんたち3姉妹。「サンゴのふりかけ」を手に入れるべく、さらなる冒険へ出発します。


主人公の3姉妹の大冒険にわが家の子どもたちもハラハラドキドキ。モーちゃんたちと一緒に冒険している気分です。


海のときにピンチに見舞われながらも、海の生き物たちに助けられ、


ようやく「サンゴのふりかけ」を手に入れ、もとのキレイな海を取り戻すことができました。娘たちも「やったー!」と大喜び。子どもたちもこの場面が一番好きだそう。

絵本を通して海や環境について学ぶ

小学生の長女は最近、環境問題に興味を示しています。というのも、小学校の授業でプラスチックごみが海に与える影響の深刻さについて学ぶ機会がありました。そのときに見たのは、海に住んでいる魚のお腹からプラスチックごみが出てきた映像。それが衝撃的だったらしく、それからというもの、家から出るゴミの分別を真剣にやり始め、何がエコにつながるのかを聞いてくるようになりました。

「ちゅらうみのサンゴ」のなかでも、人間たちが海を汚してしまったことで、サンゴをはじめ、海に住む生き物たちが悲しんでいるということを訴えています。それを解決すべく、モーちゃんたちは奮闘するのですが、娘も学校で環境問題について学んだからこそ、物語に入り込んでいったのだと思います。

絵本に合わせたオリジナル曲付き♪


「ちゅらうみのサンゴ」には、絵本に合わせて作られたオリジナル曲&読み聞かせ音源が付いており、スマートフォンもしくはパソコンからダウンロードすることができます。

◆下の再生ボタン▶を押すと曲がお聞きいただけます◆

サンゴのタンゴ(ワンコーラス)

シマヌククル(ワンコーラス)



場面に合わせて作られた音楽を聴きながら、一緒に読むことでさらに盛り上がりますよ。

いまや私たちの生活と環境問題は切っても切り離せないですよね。子どもたちも環境についてこれから詳しく勉強すると思うのですが、まだ難しいことは分からないと思います。しかし、分かりやすい絵本を通して、親子で一緒に私たちができる「エコ=環境に良いこと」について考えることがとても大切なのではないでしょうか。「ちゅらうみのサンゴ」は環境について考えるきっかけを与えてくれる一冊です。



「ちゅらうみのサンゴ」 定価:1,650円 (税込)
Shusui/原案 佐々木一聡/絵 RUI/文

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撮影・文/古賀美津恵

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