ペットショップで見つけたその日に連れて帰ることになった、読者・田中さんの愛犬。"元気な末っ子"は、娘さんたちの成長に一役買っています。
〝トトファースト〟な暮らしが 娘たちを成長させています
主婦・田中直美さん
えさをあげる前に「お座り」 「お手」 「トトくん!」と呼ばれると手を挙げ、 「大好き大好きして」というとキスをしてくれる。いろんな「芸」ができるトトは元気な末っ子。
■ペットを飼い始めた理由
私が買い物をしている間にペットショップを覗いた夫と子どもたち。「この子なら飼ってもいいかな〜」と夫が放ったひと言で即日連れて帰ることに。
■ペットを飼ってよかったこと
家に迎えた翌朝、痙攣を何度も起こすなど病気に。最初の病院ではお手上げと言われましたが奇跡的に回復。迎入れてとてもうれしい気持ちから予期せぬ事態となり、とても悲しい気持ちも味わいました。家族で命に正面から向き合い、とことん話ができたことは貴重な経験でした。
■ペットを飼ううえで大変なこと
長い時間ひとりにできないので、気軽に旅行に行けません。また、我が家に来た当初、病気になった経験から、体調には細心の注意を払っています。
■ペットとの生活での工夫やルール
トトは子ども部屋で姉妹と一緒に寝ます。朝はおなかが空きすぎると嘔吐してしまうので、時間になると娘のどちらかがリビングに連れてきます。自分の支度よりもトトが優先なんです。
■ペットを飼おうとしている人へのアドバイス
ペットを飼うということは、病気やケガがあったり、お出かけも一緒に行ける場所を探したりと、どうしても今までとは違った生活スタイルになります。でも、大変なことを越えてでも家族として迎え入れた喜びを日々感じられ、子どももその子のために我慢することや思いやりの心などが芽生えて成長できると思います。
トト
ダックス×トイプードルのミックス犬 4歳(♂)ペットショップで衝動的に購入
トトの大好きなボール遊び。おやつの入ったボールを転がしていくと中から出てくるという優れもの。
トトを運ぶリュックは顔を出せるからご機嫌。これを持ってくると出かけられると喜んで中へ。
車に乗るのが好きな彼のためにネットで購入したシート。自分の座席だと思ってきちんと座る。
Mart2020年11月号
「癒し」も、それだけですまない「責任」も
徹底レポート 「ペットとの暮らし」は、家族をどう変えた? より
撮影/吉澤健太 取材・文/見学裕巳子 構成/富田夏子
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