テレワークやオンライン授業の普及、そして新しい生活様式に合わせて、WEBで開催するセミナー(通称ウェビナー)が急増しています。学校や組織が連携して教育を担う「共育」の動きも広がっています。そこで、読者のみなさんが楽しみながら安心して学びを深め、ウェビナーデビューをするのにぴったりのセミナーを紹介します。
望遠鏡からブラックホールまで、オンラインセミナーで学びが深まる!
京都大学岡山天文台に、理学研究科附属天文台と宇宙物理学教室の独自技術により開発され、2018年8月に完成した、東アジア最大級となる口径3.8mせいめい望遠鏡。
天文ファンの間で有名な、京都大学の天文学研究を語るうえで欠かせないせいめい望遠鏡をテーマに、中高生から大人まで毎回満員御礼の「京大天文教室」が、今年はオンラインで開催されます。京都大学の最先端の研究成果を、著名な先生方が一般向けにわかりやすく講演してくれると大人気です。研究の裏話も飛び出すかも!
昨年参加したのですが、壮大かつ実は身近な天文の世界を、文系の筆者でも楽しく学ぶことができました。今年は学校の夏休みが短縮となる地域が多いと聞きます。みなさんが毎年テーマに困る、夏休みの宿題・自由研究にも役立つのでは?ぜひ親子でチェックしてください。
【テーマ】
「日本最大の光学赤外線望遠鏡・せいめいで明らかになる宇宙」をテーマに5名の講師がライブ配信(Zoom)で講演。※見逃し配信あり!
【受講料】
各回:¥1,100(税込)
全5回(一括):¥4,950(税込)
【日程】 <時間は各回18時00分~19時30分>
第1回:7月3日(金) 栗田光樹夫 准教授 「せいめい望遠鏡誕生、夢の望遠鏡技術の詳細」
第2回:7月31日(金) 長田哲也 教授 「宇宙の観測400年の歴史と京大岡山せいめい望遠鏡で見える世界」
第3回:8月26日(水) 柴田一成 名誉教授 「せいめい望遠鏡の目指すサイエンスー天体爆発現象とスーパーフレア」※水曜日の開催となります。
第4回:9月11日(金) 前田啓一 准教授 「せいめい望遠鏡を用いた超新星観測計画」
第5回:10月9日(金) 野上大作 准教授 「せいめい望遠鏡で研究するブラックホール」
【申込締切】
各回、オンラインセミナー開催の前日まで
※申込締切日を過ぎてのお申込みについては、オンラインセミナー開催後の録画のみ視聴可能。(録画は2020年11月末まで視聴可能)
【申込・お問合わせ先】
京大オリジナル
https://www.kyodai-original.co.jp/?p=7289
取材・文/石川晴美