読者のおひとりさま活動を紹介する「私のソロ活白書」。今回は、ソロ登山を楽しむ読者をご紹介!高尾山で自分時間を満喫し、リフレッシュする姿が楽しそうです!
まずはケーブルカーで中腹に!
黄色がかわいいケーブルカー。
リフトもあります!
片道6分ほどで山の中腹に。最急勾配は31度18分で、ケーブルカーの線路では日本一の急勾配。「踏ん張っていないと傾いてしまうところもあって、31度の勾配を体感できて、おもしろい!」と話す木下さん。切符にハサミを入れてもらう方式で、昭和にタイムスリップしたような感覚に。大人往復¥950。※運行スケジュールはHP等で事前にご確認ください。
運を引き寄せる!? たこ杉&ひっぱり蛸
ケーブルカーを降りて1号路を少し歩くと、樹齢450年の巨大杉があります。昔、参道の邪魔になるからと切られそうになった根を、邪魔にならないように曲げて道を空けたという言い伝えが。たこ杉の隣にあるのが、頭をなでると運を引き寄せるという開運ひっぱり蛸。高尾山のパワースポットのひとつとして祀られています。
天狗焼きを買って山頂へ
1個¥200。
高尾山スミカ 天狗焼
販売場所:ケーブルカー高尾山駅前
営業:10:00~16:30(冬期は16:00)
休み:なし(天候等により臨時休業の場合あり) ☎ 042-661-4151(高尾登山電鉄代表)
念願の天狗焼! 店内でひとつひとつ丁寧に焼いている天狗焼の中には、黒豆餡がぎっしり。北海道産の黒豆が職人の手によって練り上げられた餡は絶品。高尾山には多くの天狗伝説や天狗信仰があり、山のシンボル的存在になっています。
つり橋も渡ります
登山ルートは木の根がむき出しになっているところや急勾配のところ、狭い通路やつり橋があり、次々と景色が変わり思わず写真を撮りたくなります。すれ違う人と挨拶をしつつ、「撮りましょうか?」と声をかけ合うことも。
頂上に到着!景色を見ながら天狗焼きをいただきます
この日は絶好の登山日和! 山頂から雄大な富士山がくっきり見え、木下さんも天狗焼を片手に「いいことがありそう♪」とにっこり。達成感と美味しいもの、絶景のご褒美が待っていました。下山の前に、しばし休憩です。
今回訪れたのは、高尾山!
東京都八王子市高尾町
☎ 042-673-3461(高尾山口観光案内所)
都心からアクセスしやすく、気軽に登山を楽しめる国定公園。山麓からは、ケーブルカーやリフトで中腹まで登ることが可能。歩いて登る道は、高尾山特有の動物・植物などを見ながら、1時間半ほどで山頂に到着します。
今回ソロ活したのは
木下智美さん
「以前、山ガールに憧れて、まずは見た目からと服を揃えていたところ妊娠がわかったんです。しばらく山ガールの夢はあきらめていましたが、子どもの成長を機にチャレンジ! 登りやすい山から始めて、自然を満喫したいです」
撮影/楠 聖子 取材・文/森岡陽子 編集/倉澤真由美