「もったいない」「高かったから」「いつか使うかも」などの気持ちに振り回されて、ついついたまりがちなもの、ありませんか?そこで、何を基準にものを捨てたらいいのかを整理収納のプロに教えてもらいました。捨てる基準のポイントは「使うシーンが思い浮かぶか?」。今回は「思い出グッズ」のもの捨て基準について、整理収納のプロとMart編集部で考えました。
思い出グッズ①子どもの作品
【チェックポイント】
・飾る場所を決めてそこに収まる量のみ
・取っておきたいか子どもが決める
【捨てるもの】
基本的に子どもの作品は取っておくか本人に確認することが鉄則です。本人が納得したものだけ手放しましょう。
【捨てないもの】
残す作品は思い出ボックスをつくってしまっておいて。新たな作品が来るタイミングに一緒に見直す機会にして。
入園時の思い出。
子どものお気に入り。
【再利用アイデア】
子どもに作品を持たせて写真を撮っておくことがおすすめ。製作時の成長の様子も記録できます。また、作品を飾るスペースを決めておけば、子どもが自分で判断して作品をどうするか考えてくれますよ。
思い出グッズ②使えていない貰いもの
【チェックポイント】
・バザーで売れそうか
・周りに貰ってくれる人がいるか
【捨てるもの】
大きく会社名の入ったタオルなどは使える場面が少ないので積極的に掃除などに使ってから捨てるようにします。
【捨てないもの】
友達にあげられそうなもの。
バザーで喜ばれる高級orコラボ食器。引き出物やお土産で貰ったけれど自分のライフスタイルには合わないという不用品でも、誰かが必要としているかも。
【再利用アイデア】
身近にあげられる人がいなければ、バザーやフリマサイトに出品して誰かに譲るのも手ですよ。
自分が苦手な食品を貰ってしまった場合、それが好物の人に差し上げて喜んでもらえるとうれしいですね。
思い出グッズ③高かった洋服
【チェックポイント】
・それを着ていくシーンがあるか
【捨てるもの】
気に入って買った服でも時間がたてば今の自分には必要じゃなかったり。着る機会がなければ手放しましょう。
【捨てないもの&再利用アイデア】もう着ないと判断したら売るか寄付へ
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整理収納アドバイザーよりひと言
自分が本当に好きなものは無理に捨てなくていいんです
「物に対して自分基準の心地よさがあるかを意識して整理したら、必要なものや大切にしたいことが見えてきました」(整理収納アドバイザー・takaさん)
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撮影/山本雅樹、中林 香、上原浩作、北川鉄雄 取材・文/加藤文惠 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年11月号
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