あのころ、スクールライフを一緒に過ごした「SWIMMER スイマー」のアイテムたち。大人になった今でも、そのかわいさにときめく人続出。今は親子で使っているという人も。待望の復活におかえりムードのSNSでは、フォロワーも激増。そんな今大注目の「新生SWIMMER」をご紹介します。
SWIMMER(スイマー)って?
「ノスタルジックキューティ」をコンセプトに1987年に誕生。瞬く間に人気になり、Martの誌面にもたびたび登場し話題になるも、2018年惜しまれつつブランド終了。しかし、昨年秋に雑貨ショップチェーンの「パティズ」により復活し、新たな展開が注目を集めています。
新生SWIMMER誕生!順次イベントも開催
〝 大人かわいい〞をテーマにした「SWIMMER オトナコレクション」をマルイの博多の店舗で6月7日に開催予定。大人女子もときめく商品ラインナップは必見。イベント限定品は要チェックです♪
《DESIGNER ひづめみか〜るさん》
1995年よりSWIMMERのデザイナーとして約22年間、数々のかわいいアイテムをクリエイト。ブランド復活に伴い、2020年4月ディレクターに就任。そんなひづめみか~るさん監修のもと、新生SWIMMERの商品が続々誕生中。
デザイナーひづめさんが語るSWIMMERへの想い
懐かしさとかわいさって日常をふと"幸せ色"に変える
「日ごろから街で、かわいいものやレトロなものを見つけるとスマホで撮影しておいて、デザインを考えるときにヒントにすることがあるのですが、レトロかわいいものってどこかときめくものが多くて、見るだけでフッとテンションが上がったりハッピーになったり。
私は何歳になっても、自分がかわいいなと思うものをライフスタイルに取り入れて毎日が楽しくなったり幸せだなと感じられたらいいなと思っていて、SWIMMERのアイテムを通して、皆さんにも大人になった今でも、そしてこの先いつまでも、かわいいものを着たり使ったりすることを心から楽しんでほしいなあと思っています」
\当時の人気アイテムで懐かしく振り返ります/
PLUSH DOLL
ひづめさんの代表作でもある「おしゃまドール」は、大人でも飾りたくなるアンティークな雰囲気を意識してつくったのだそう。
新生SWIMMERのデザインスケッチ。ここから生まれた商品を店頭で見つけてみて。
STORAGE BOX
スクールバスの形の収納ボックススツール。ワクワク感を演出してくれるインテリア雑貨が充実していたのもSWIMMERならでは。
SEWING SET
「ソーイングセットを学校カバンの中に入れて持ち歩くのがデキる女子!」と実践していたあのころ(笑)。断然友達と差がつくチアリーダー柄のポップなソーイングセットは、鼻高々アイテムでした♪
RAINBOOTS & BAG
少女時代、お絵描きで描いた女の子に持たせていたようなアウトフィットが、まるでそのまま具現化したバッグやブーツ。そんな空想コーデを叶えてくれるのも大きな魅力でした。
STATIONERY
なんとこちらはケーキ型の卓上クリーナー。ハートのボタンを押すと、優雅に消しゴムのカスを吸い込んでくれるんです。パステルな配色がかわいい電卓も、オフィスでは主役級でした。
CLOCK
鳩時計もSWIMMERの手にかかると〝夢カワ〞なデザインに。カチコチ動く星や音にもこだわりが光ります。ロッキンホース風の置き時計も見るたびに心がウキウキしてしまったものです。
\担当ライターもかなりのSWIMMERコレクター/
「中学時代からファン歴約25年!2018年のブランド終了を聞いたときは都内のお店を行脚したほど(笑)。収納BOXもSWIMMERで、そこに今も大切にコレクションしています」
※掲載の商品はひづめさんおよびライター私物で、現在は販売を終了しています。
撮影/平林直己(BIEI・ロケ分)、中村彩子(静物) 取材・文/加藤文惠 編集/桜井奈央子 構成/上原奈緒