寒い冬、家族揃っておうちでのんびり過ごす時間も増えますよね。お子さんたちの室内遊びに、ぜひおすすめしたい商品を無印良品で見つけました。「おえかきロール紙」と「おえかきじゃばら紙」です。ロール、じゃばら、いったいどんなもの? 読者の山口さん親子が実際に使ってみました。
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「おえかきロール紙」約幅43.5㎝×長さ25m ¥1,290(税込み)
「おえかきじゃばら紙」大/約縦38.1㎝×長さ約38.1m※38.1㎝ごとにミシン目入り ¥990(税込み)
どこまでも引き出せそうです!
「ロール紙」は名前の通り、紙がロール状に巻かれています。端を引き出すと、とにかく長い!
山口家の広いリビングの端から端までの距離で引き出してもまだまだ残りがあります。その長さ25m! 一般的な学校のプールと同じ長さあるんです。
程よいところでカットしました。「ラップを切るみたいですね」と山口さん。
「こんなに長いと何を描こうか迷っちゃうな!」とお子さんもワクワク。「私も一緒に描こうかな」とママもお絵描きを楽しむことに。
くっつかず程よい距離を持って何人かでお絵描きできるのは、まさにソーシャルディスタンス、今の時代にもマッチしたお絵描き用紙と思えました。2人で書き上げた絵は、壁に貼ってしばらく飾る予定だそうです。
自分だけの絵本も作れます
一方、じゃばら紙は折り目のついた紙が畳まれているもの。こちらも広げると、どこまでも続きます。重ねたままだと、ページをめくりながら描けるので、お子さんたちは絵本をつくることに。
種を植えて……
芽とつぼみが出て……
きれいなお花が咲きました。全15ページの大作が完成!
「自由にのびやかにお絵描きを楽しんで」開発担当者の思い
「おえかきロール紙」「おえかきじゃばら紙」ともに発売は2020年10月。どのような経緯で開発されたのでしょうか? 無印良品担当者に伺いました。
「2商品とも、小さなお子様ののびやかな発想をとめないものというテーマで開発しました。通常、画用紙サイズや限りがある紙で絵を描くことが多いですが、ロール紙なら裏も表もなく、自由な長さで縦にも横にも好きなだけ使っていただけます。じゃばら紙は大きく自由に使えて、普段は扱いやすいかたちを考えて生まれました」。また、ロール紙でこだわられたのは、芯を使わないからごみを出さず、最後まで無駄なく使いきれるところ。また、ママの手でも握りやすいよう箱をなるべく細身にし、リビングやテーブルに自然における箱にしたのだそう。じゃばら紙は昔ながらのご朱印帳や伝票などを参考にされたそう。「ミシン目が入っているので山折り、谷折りで描いた絵を組み合わせたり、切って壁などに貼るときも正方形でタテヨコなくきれいに飾れます。つなげておけば、メモのようにおいておいても風などで飛ぶこともありません」。
普段はお絵描きに興味のなかったお子さんが、これらの紙だと興味を持ったり、 お店カフェの日替わりメニューなどとしても使っていたり、家庭だけでなくこれらの紙を、子どもから大人まで楽しんでいる様子も窺えるそうです。
年末年始のおうちのブチイベントとしても、これがあればとても盛り上がりそう!と思いました。大人のみなさんも、ぜひ童心に返って楽しんでみてくださいね。
【お問い合わせ先】無印良品 銀座 03-3538-1311
撮影・文/新里陽子