超・初心者のためのキャンプ入門、第5回は「設営が驚くほど簡単なテント」をご紹介。
その簡単さには、読者・スタッフとも驚き！
編集長・小松も現場でしかと見届けましたので、間違いなし！です。
そもそも、ワンポールテントとは？
読んで字のごとく、1本の柱を中央に立てるタイプのテントです。子供のころ、想像したような形のテントといえばわかりやすいでしょうか。
とはいえ、キャンプ業界ではずっと主流だったわけではなく、ここ数年、おそらくノルディスク社の「アスガルド」からブームが広がったように思います。
何を隠そう私が現在使っているのもワンポールなのですが、全体的に設営が簡単で、見た目よりも空間が広く感じられること。そして何より「映え」るのが人気の秘密なのでは、と思います。
設営が超簡単なワンポールテント「ロゴス ナバホ Tepee 400」
ティピー型（三角型）にナバホ柄のデザインは写真映えするかわいさ。ポールが1本だけのシンプル構造で組立てがとても簡単。コンパクトに収納でき持ち運びがラク。定員大人4人、子ども3人 設営サイズ約W400×D345×H235㎝、収納サイズ約W56×D21×H21㎝¥31,800
さっそく設営にチャレンジ！
1.キャリーバッグからインナーテントを出し、広げて敷きます。
2.テントのドアを閉め、ドア部裾のループをペグで固定。残りのループは床面が緩まないように引っ張りながらペグ打ちを。
3.ポールを連結します。ランタンフックがあるほうが上部となります。
4.インナーテントのドアを開け、ポールの上部先端をテントの天井部に差し込み、同時にテントを押し上げます。
5.もう一方の先端をテント床面の中央部のくぼみに差し込みます。これでテントは自立します。
6.次にインナーテントのドアとフライシートのドアを合わせて、フライシートのドアを閉めます。
7.フライシートの裾にあるゴムリングを均等に引っ張りながらペグで固定、その後フライシートのロープを解きます。
8.解いたロープをそれぞれしっかりペグで固定して完成。
ドアの開閉は、ドアを開けトグルをとめればOK！ 設営にかかった時間は約15分。「想像以上に簡単！」
体験したMart読者の感想は…
「テントのかわいさにと女子2人で設営できる簡単さにびっくり&テントへの抵抗感が解消。子どもが小さいけれど、これならできるって思いました」（吉田 葵さん）
「ハードルが高いと思っていたテント設営もやってみたら全然違った！ 設営は分かりやすいし、ペグ打ちも簡単。中が広くて過ごしやすくて、テントが欲しくなりました」（堀田香織さん）
次に挑戦するのは「ヘキサタープ」！
近年のキャンプシーンに欠かせないアイテムになっているのが、ヘキサタープ。
「タープ」というのは日差しや雨を防ぐ布という意味ですが、全体をクローズできる「スクリーンタープ」から、ヘキサタープをはじめとするオープンタープに流行が移ってきているように感じます。
「ヘキサ」というのはギリシャ数字の「6」であり、ヘキサタープは“六角形のタープ”という意味です。他には長方形の「レクタタープ」、八角形の「オクタタープ」などいろいろな種類があります。
で、ヘキサタープのメリットってなに？
そうそう、ヘキサタープをはじめとするオープンタープですが、
・とても開放感があること
・設営のアレンジがしやすい（テントにかぶせたり、片側を低くしたり…）
・スクリーンタープに比べて比較的軽い
というメリットがあります。あ、もうひとつ…個人的にですが
・今時のキャンパーっぽく見える
これもホント、大事！！です（笑）。
設営が超簡単なタープ「ロゴス ナバホ Tepee ブリッジヘキサタープ-AE」
ポールの長さを変えることで、タープの高さを3段階調整OK。単独使いはもちろん、別売りのTepeeテントとの連結も可能に。W570/330×D435×H230/172.5/115㎝¥15,000
こちらは設営プロセスを撮影しなかったのですが、大まかに説明すると
1.タープ生地を広げて、貼りたい場所に置く。
2.2本のメインポールをタープ生地の両端から外側に置く。
3.メインポールを「高さ」とした三角形になるように、張り綱を両側にのばしてペグダウンする。
4.両方のメインポールをタープ生地両端のグロメットにはめ、立ち上げる。
こんな感じでしょうか。素人でも、2人いれば十分設営できるのでご安心を。
いかがでしたか？このセットであれば税込合計でも約5万円。かなりリーズナブルだと思いますので、ぜひご検討を！
【問い合わせ先】ロゴスコーポレーション・コンシューマ係 フリーダイヤル0120-654-219
https://www.logos.ne.jp/
撮影／山下忠之 取材／村松美幸 構成・文／小松伸司
Mart6月号別冊付録
「今年こそキャンプをはじめたい！」と思い立ったとき、とりあえず読んでおけば間違いない本 より
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