キャンプに行きたいけれど、一歩が踏み出せない理由の一つに挙がるのが「テント泊の寝心地」です。確かに、ゴツゴツした地面の上に寝袋だけで寝るのはちょっと不安ですよね。しか〜し!このアイテムさえあれば、寝心地問題はたちどころに解消します!使った私、編集長小松が保証します。
キャンプ歴11年、ついに寝心地問題に終止符!
キャンプ歴だけ無駄に長い私ですが、その間テントやタープ、テーブルやチェアも買い換えてきました。しかし、テントの中で外からは目立たないこともあり、睡眠環境には手付かずの状態が続いていました。アルミロールマット(片面がシルバーで、全体に少し厚みがあるマット)を敷き、寝袋で寝るというのが定番スタイル。
しかし、毎度起きたときの不快感に悩まされ、ときには体が痛くて目が醒めることも…。なんとかしたい、という思いはずっと持ち続けていました。
カマボコテント3を購入できたこともあり、そのインナーテントにピッタリサイズだという「ソトネノキワミ」も衝動買い。少し値は張りますが、快適な朝を迎えられると思えば安いもの!
さっそく使ってみました
他のDOD製品と同じく、持ち運びできるバッグに入っています(我が家はとりあえずMサイズ1枚とSサイズ1枚を購入)。
取り出すと、マットは丸まった状態で、さらに小さい袋に入った枕が1つずつ入っています。
そして、マットを膨らませます。いわゆる「インフレーターマット」をほとんど使ったことがなく、若干不安なので、まずは簡単そうな枕から。
袋から取り出した状態。しっかりと丸まっています。
バルブ部分の蓋を開けると、黄色いバルブが見えます。表面には「DEFLATE(空気を抜く)」の文字が。
そこで、手で端っこを押すようにして回転させ、まずはバルブを開放。そのあと「INFLATE(空気を入れる)」サイドに。あとは内外の気圧差で、自然と空気が入っていくのを待つだけ。
いよいよ本丸に取り掛かるも…
そして次はいよいよマット本体。
本体に印刷されたうさぎもシワシワです(当たり前か)。
こちらも原理は同じ。
このようにひねって開くタイプの蓋がついています。
蓋を開け、先ほどと同様にバルブを開放。ある程度空気が入ったら…
「INFLATE」側にして、あとは待つだけ。拍子抜けするほどの簡単さでした。
さらにぎりぎりまでふくらませたい場合は、枕をポンプのように使います。
さっきシワシワだったうさぎもこの通り!付属のカバーをつければ完成です。
使ってみた感想は…「もう戻れない!」
さっそく寝転んでみたところ、ふかふかの寝心地にニンマリ。厚さ10cmのウレタンを採用しているので、地面の凸凹はまったく伝わってきません。とはいえ実際に寝てみないと……zz….zzz…….。
もう朝に!そして、まったく体が痛くない!これほど寝覚めの良い朝はちょっと記憶にありません。インフレーターマットというものの威力をまざまざと見せつけられた形です。
この「ソトネノキワミ」、カマボコテント3Mのインナーテントに「M1枚、S2枚」がぴったり収まるサイズなのだそう。荷物量の関係でちょっと悩み中ではありますが、Sをもう1枚買えばインナーテントが楽園になりそう!もちろんカマボコテント以外のテントでも使えますので、気になった方はぜひトライを。
ソトネノキワミ(S)¥16,050
ソトネノキワミ(M)¥18,998
他にLサイズも。¥21,400
撮影・文/小松伸司
Amazonで詳細をチェック