キッチンの引き出し収納テクニック【1】ラベリング収納

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ごちゃつきがちなキッチン下。実は、よく使う「引き出し」だけ整理すればいいんです。「毎日使う場所だから、もっと機能的に改善したい!」そんな願いを叶えるためのヒントを整理収納アドバイザーのtakaさんに教えてもらいました。今回ご紹介するのは、引き出し内の「ラベリング収納」の方法です。

教えてくれたのは


整理収納アドバイザー takaさん

『つづく、暮らし』代表。子どもの成長やライフスタイルの変化に合わせて、家族が無理なく続けられる片づけを提案。ワークショップや各メディアで活躍中。「資格を取り、台所収納を見直し、使いやすく戻しやすい仕組みにするべく、動線や家族のことも考えた収納に。〝まずはこの引き出しだけ!〞から始めてみてください」

片づけるのは3つの引き出し

【1】カトラリーの引き出し
家族構成や食事の傾向によってその家庭で使うカトラリーの種類も数もさまざま。使う人が戻しやすい形に仕分けましょう。

【2】キッチンツールの引き出し
料理をする人が誰で、主に何を使うのか、そして、どういう動線で取り出すのかを考えた、効率的な収納に変えましょう。

【3】鍋やボウルの引き出し
鍋やフライパンは立たせること、そしてよく使うものと、使う頻度が低いものを分けて収納することを意識して片づけます。

ラベリング収納【1】カトラリーの引き出し

使っているケースはコレ

収納力のある木製ケースは箸やカトラリーを入れるのにぴったりサイズ。木製ケース〈約W26×D10×H5cm〉¥917(無印良品)

シールでラベリング

ラベリングしてあると、どこに戻せばいいかが一目瞭然。マスキングテープや、シールがおすすめ。

よく使う箸は入口に近い角に

動線上キッチンの入口からいちばん近い側によく使う箸を配置。子ども用は自分で取れるようにさらに入口近くに収納。

本数が一目瞭然のずらし置き

「スプーン3本持ってきて」と、お手伝いを頼むときも、柄をずらすと本数が一目でわかるので取り出しやすいですね。

ラベリング収納【2】キッチンツールの引き出し

使っているケースはコレ

ツールを入れるのに十分な長さのサイズ。ポリプロピレン整理ボックス4〈約W11.5×D34×H5cm〉¥139(無印良品)

子どもが自分で管理しやすい

お菓子づくりが好きな子どもがよく使うものをセットにしておけば「あれどこ?」を解消。自分で出して使えます。

ラベリングで家族も戻せる

ラベリングしてあるところに戻すだけ。普段キッチンに入らない家族もこれなら迷わずに元の位置に戻せます。

ラベリング収納【3】鍋やボウルの引き出し

使っているのはコレ

鍋は立てて収納が基本。スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー 3仕切 大〈約W27×D21×H16cm〉¥825(無印良品)

動線を意識して作業台側に収納

ボウルやザルはコンロ側ではなく、作業台で使うことが多いので、動線を意識して使う場所に近い位置に収納します。

パパだけが使う小鍋はセットに

特定の人が使うものは探さないで済むように、関連アイテムと一緒に専用ボックスにまとめておくと便利です。

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撮影/上原浩作 取材・文/加藤文惠 構成/タカノマイ(Mart編集部)

Mart2019年11月号 特集 片づけるのは「気になる所」だけでいい!超忙しくてもきれいが続く「ノーリバウンド収納」Part3 あふれる「食器」とごちゃつく「キッチン下」は動線収納に より

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