卵料理が大好きなフードコーディネーター平岡淳子さんに、料理の効率がUPし、卵料理が上手につくれる愛用のキッチンツールと、おすすめの卵料理レシピを紹介してもらいました。
フードコーディネーター・平岡淳子さん
お米マイスター、野菜ソムリエの資格を持つ。書籍、テレビ、広告などで幅広く活躍中。旬の食材をふんだんに使ったつくりやすい「家庭料理」が人気で、ジャンルにこだわらないシンプルなレシピを提案しています。
平岡淳子さん愛用ツールはこちら
〈左から〉「曙産業」のたまごこしボウル、「南海通商」のオメガヴィスペン、「越新ワークス」のステンレスミニマッシャー。卵を混ぜたり、ゆでたり、炒めたり、潰したりが上手にできるようになります。すべて私物。
みんなが大好きな卵料理が、驚くほど手軽に上手につくれるようになります
「毎日つくる料理のなかでも卵料理が昔から大好き。お弁当にはマストだし、ホムパでも必ず一品は卵料理を出しますね。玉子焼き、ゆで卵、オムレツ、キッシュ、味玉……。色がきれいでテーブルが華やぐし、どの料理も幸せな感じがしますよね。今回、読者のみなさんにどんな道具をすすめたいかと考えたときに、みんな大好きな卵料理を上手につくれるツールにしたいと思いました。どれも値段は高くないけど、長く使えるもので、使いやすく、洗うのがラクで、食洗機が使えて。卵って毎日使う人も多いと思うので、これらのツールでつくってみてほしいです♪」
《卵のオープンサンド》
ゆで卵をまな板の上で切って潰すのが面倒なんですよね。マッシャーを使えばあっという間に潰せるので、卵サンドをつくるのが苦になりません。潰す作業も楽しいですよ!
【材料】
卵……4個
マヨネーズ……大さじ4
オリーブオイル……大さじ1
塩・こしょう……各適量
パセリ……適宜
バゲット……適量
【つくり方】
沸騰した湯に卵を入れて9分ほどゆで、ゆで卵をつくる。卵をマッシャーで潰し、マヨネーズ、オリーブオイル、塩・こしょうで調味する。お好みでパセリを。バゲットを軽く焼き、卵をのせる。
卵を熱湯に入れるときには「オメガヴィスペン」にのせて。お湯が飛び散ったりしません。
ゆで卵4個をミニマッシャーで1回潰すだけ。粗く潰したほうが美味しいです♪
もちろん、じゃがいもを潰すのにも便利。ステンレスミニマッシャーⅡ¥660(新越ワークス)
ボウルの中で潰してそのまま調味 。味つけはシンプルに、バゲットにのせるオープンスタイル。
《フライパンオムレツ》
オムレツの具材はなんでもOK。ピーマンを入れるときれいですね。ボウルは出しっぱなしにしてもいいくらいデザインがシンプルです。
【材料】
卵……4個
トマト(角切り)……中1個
ベーコン(1㎝幅に切る)……2枚
オリーブ(パウチ)……25g
ピーマン(角切り)……1個
オリーブオイル、塩・こしょう……各適量
粉チーズ……大さじ2
【つくり方】
16㎝のフライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、トマト、ベーコン、オリーブ、ピーマンを入れて炒める。卵を溶いて塩・こしょうし、粉チーズを加えたものを加えて混ぜ、半熟くらいになったら蓋をして1~2分待つ。一度皿にあけ、逆面を1~2分焼く。
具材を炒めるのにオメガヴィスペンの登場。「この形が絶妙で、菜箸より扱いやすいです」
ボウルは混ぜても溢れにくい形状で混ぜやすく、持ち手があるから安定するところもいい。
形がよくできていて、注ぐときに液だれしない。ストッパーがついていてきれいにこせます。
卵をスクランブルしやすい。これだけでさまざまな調理ができるので、洗い物も少なくなります。
効率UPツールはコチラ!
卵をかき混ぜる、こす、器に注ぐ作業がラクに。たまごこしボウル¥880(曙産業)
混ぜる、炒める、マッシュなど、これひとつでできる。オメガヴィスペン¥1,430(南海通商)
Mart2021年5月号 プロが認めた「効率UPツール」で時短料理!
撮影/小林愛香 取材・文/湊谷明子 編集/小橋健太郎 WEB構成/上原奈緒
*表示の価格は税込です。