空間づくりが難しいと思ってしまうガーデニング。でも、コツさえつかめば、どなたでも理想の庭やベランダにすることができるんです。今回は、ガーデニングで重要な寄せ植えのポイントをご紹介。寄せ植えは基本的にはワンシーズンのもの。4つのルールで仕上がりに差が出ます。見た目のバランス、組み合わせ方や、きちんと状態をキープして楽しめるようなコツを専門家に教えてもらいました。
教えてくれたのは
she is matilda.フラワーコーディネーター 山下有世さん
生花店で15年の勤務経験後に独立。装花、制作、フラワースタイリングなどで数々の雑誌、CDジャケット、書籍、広告など幅広く活動。
https://matilda.base.shop/
ルール【1】花の色は同系色でシックに、反対色でにぎやかに
暖色系、寒色系など統一感のある色合わせはシックに、逆に反対色同士を合わせればにぎやかに。その際、合わせる葉物は明るい緑色にするとまとまります。
ルール【2】根についた土は手でほぐす
購入した植物を鉢に植える際は手で優しく根をほぐすだけで、根つきがよくなります。余分な土を落とし、新しい栄養のある土に植えて1日半、日陰で休ませて。
ルール【3】高さもMIXすると◎
寄せ植えする際、高さの違うものを組み合わせるのもおすすめ。高さのあるもの、少し垂れるようなものなど、3段階の高さの異なるものを選んでみましょう。
ルール【4】寄せ植えは「3」をキーワードに
寄せ植えのキーワードは「3」。上から見て三角形に配置するとバランスも◎。高さも3段階にし、同系色で異なる花を3種、同じ品種で色違いを3種などに。
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撮影/山下忠之 取材・文/岡部礼子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
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