「#martズパゲッティ」に投稿された作品の中から、大阪府岸和田市の福本久美子さん(53歳)がつくったショルダーバッグを紹介します。
ズパゲッティはいつも愛読しているMartの2016年10月号で紹介されたのを見て知り、小さいころから編み物や手芸が大好きな私は一目ぼれしました。
すぐに近くの手芸店を巡りましたがなかなか見つからなかったので、ネットで探して編み始めました。
麻紐と違ってザクザク編めてカラフルでとてもかわいく一気に夢中になりました。
しばらく自分や娘用につくってインスタにアップしていたのを、友人が気に入ってくれてネイビー系で作製依頼をしてくれました。
ほんわか笑顔でとても優しい彼女をイメージしてフリンジのラインもあえて少し曲線になる様にデザインしました。
ショルダーも少し細めになるよう、ネイビーと相性の良いブラウンのスエード調平紐を編んで斜め掛けもできる長さにし、結んで肩掛けにしたり取り外しも出来るようナスカンをつけました。
友人は長財布・スマホなど最小限必要な物が入り両手フリーになるので、斜め掛けで自転車に乗って近所の買いものに愛用してくれています。また、旅行の際は旅行バッグに忍ばせて、観光のときにズパだけ持って歩き回ったりとたくさん活用してくれているようで大変うれしく思っています。
主人はタブレットケース、娘はボトルケースやバッグも色や形を変えて注文してきます(笑)。
友人達から依頼してもらったり、病院の受付の方やお店の店員さんなど知り合い以外の方から「自分でつくってるんですか?」と何度も話しかけていただけるのもありがたいです。
「MartズパゲッティバッグBOOK」は編み図がわからなくてもつくれるように写真・解説など詳しく掲載されているところ、子どもでもできる簡単アクセやタッセルなども掲載されているところがとても素敵です。
私自身マクラメに興味を持つきっかけにもなりました。個人的に関西人なのでもっと関西の読者の方が使用している様子などが掲載されたらうれしいな、と思っています!
取材・文/富田夏子